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蒼い空に煌めく輝きの調べ

6月15日、今日はわたしにとって1年のなかで特別な日。
今日もどこかでお仕事を頑張っているのかな、いや今日くらいはお家のベッドでゴロゴロする時間が長ければ良いな、なんて貴方のことを思い浮かべながらこのブログを書いている。
さて、この喜ばしい日に何を題材として書き連ねていこう…折角なので28歳の田中樹さんについて印象に残っているお仕事たちを取り上げてみようと思う。

■刑事7人 SEASON9 第5話-(2023/7/5-)
井手孝也 役
予告に突如として現れた井手くんにわたし含めTLが騒つき、同時に「闇が深そうな役だ!」とワクワクした記憶。仄暗いキャラクターほどじゅりさんが元来持っている儚さや空虚感が際立つと思っているから。井手くんの余りにも厭世的なところと、そうならざるを得なかった壮絶な人生。その後俺リリで彼なりの"井手孝也"を身に纏うために食べず眠らずで撮影に臨んでいたことを知り胸が苦しくなった。少し荒れた肌や冷たくかさついた声、諦めとほんの僅かに期待の籠った目の演技…来世では井手くんが幸せな生活を送ることができますようにと願ってやまない。

■単身花日(2023/10/14-12/9) 
■単身花盛り 花の男 - 片山直哉(2023/10/14-11/26) 片山直哉 役
ほぼ1年振りの連ドラ出演!スーツにパーマスタイル、必ず彼に添えられている薔薇の花束、これまでじゅりさんが演じた役の中でもかなり強く印象に残るキャラクター。飄々としていて狡猾そうなところが映像の良いスパイスになってるなあと思って観ていたけれど、物語が進むにつれてパブリックイメージとは真反対な一面が見えてきて頭を抱えた。片山さんはただ一心に妹である花を大切に想っている優しい兄で、でもお互いに共依存というか歪んだ関係性が存在していることも事実で。因みに最終話の片山さんと花のやり取りは涙無しでは観られません。「俺は…花を人殺しになんかしたくなかった」からの「直ちゃん、出来の悪い妹でごめんね」と向き合った花に言われ、これまで抱えていた後悔とか申し訳なさ、堰き止められていたものが一気に溢れ出したように涙を流す片山さんにこちらも大号泣した(未だにセリフ覚えてるし場面反芻出来るくらいには好きなシーンなので…)負わなくても良い責任を負ってしまった彼の人生はこれからも苦しいものかもしれないけれど、花と一緒に少しずつ平穏な日々を取り戻せたら良いなあ。

■ACMA:GAME アクマゲーム(2024/4/7- 6/9)斉藤初 役
主人公の幼馴染でベンチャー企業の社長でもあるういちゃん。自信家な主人公に対して大勢の前で発表するのに緊張して貧乏ゆすりしちゃうところや、悠季に金銭面での心配をかけさせまいと大丈夫じゃないのに「大丈夫」と笑いかけるところに、初回からういちゃんの人間味を感じてすぐに大好きなキャラクターになった。そんな彼も悪魔の鍵を手に入れ一時は闇堕ちか…?!と思わず歓喜してしまったのだが、流石ういちゃん、全て照朝を助けるための策略だったと明かされた時は思わず仰け反った。何かの雑誌かWebインタビューで"斉藤初"を演じるにあたってじゅりさんが「がむしゃらに取り組めば初の人間らしさが現れるんじゃないかな」みたいなニュアンスのことを確か話していた。ありのままで役柄に体当たりしたことはきっとこの場では最適解だったのではないかと思うし、じゅりさんの繊細で真っ直ぐなところが表れていてとても良いなあと思った。
そして何より、挿入歌「GONG」が表題曲としてシングルが発売されること、本当に喜ばしい…。自担がSixTONESに曲を持って来ることが密かな望みだった。既に映画化も決まってるし俳優・田中樹をこの先も観られることが確約している世界、なんて素晴らしいの…。

28歳のじゅりさんは演技のお仕事が多くてそれはそれは幸せだった。それにしてもじゅりさんって報われない役を演じがちだ。殺されたり、死体を埋めたり、なんか上手くいかないことが多かったり。どこかがらんどうで儚さを感じる人たち。これはわたし個人の意見なのだが、じゅりさんにもそういう一面を感じてしまう時がある。また、じゅりさんは他人の心を慮ることに長けているとわたしは思っている。そんなじゅりさんだからこそ繊細な心の揺れ動きのあるキャラクター達を丁寧に表現することができるのだろう。

■あべこべ男子の待つ部屋で(2024/5/4-)
じゅりさんといえばバラエティ三銃士!なので…。メインMC務めてるの誇らしいし、同じ事務所の佐藤勝利さんとの番組だからちょっと肩の力抜けててほにゃっと楽しそうに笑う場面が多いのも良い。じゅりさんが番組のMCやってるところがもっと沢山観られたら良いなあ。

ドラマやバラエティ出演に大忙しだった28歳のじゅりさんだけれど、本業のアイドルとしての活動も忘れてはいけない。


■Sorry - 「CREAK」〈初回盤B〉収録

収録決定と同時に楽しみでしかなかったソロ曲。わたしは田中樹さんのセルフブランディングに絶対的信頼を置いているが期待値を優に超えてしまったのである意味恐ろしくなった。そして彼がドキュメンタリーで語った
「俺のために全てやられて、俺のために俺が歌って、自分が格好良く見えるように。じゅりが格好良く聴こえるようにみんなが、プロの人が作業してくれて。」
この言葉!すぐにこの言葉がさらっと出てくることある?ソロ曲を仕上げることの全てをしっかり解ってて、各方面への感謝とリスペクトを常に持っているところ。田中樹のエキスがたっぷり詰まったこの曲をこれからも大切に愛していきたい。

FC動画で「貴方にとってツアーとは?」という質問に対して「帰って来る場所」とさも当たり前のように答えてくれた嬉しさが昨日のことのように思い出される。彼はいつだって自分がアイドルであることを忘れない。素の田中樹と俳優としての田中樹、そしてアイドルSixTONESとしての田中樹を器用に使い分けているところにグッと惹かれてしまう。そうやって沢山の人を虜にする彼のファンであることをいつだって誇りに思う。


改めて田中樹さん、29歳のお誕生日おめでとうございます!
ギラギラした光に包まれながらカメラに向ける挑発的な笑顔がすき。メンバーといる時に見せる楽しくて堪らない表情がすき。でもドラマの現場ではシャイでちいこくなってるところがすき。楽屋ですぐお昼寝しちゃうねこちゃんみたいなところがすき。メンバーの発言にツッコむ時に「〜かもしれないけど」と一言添えてみんなに寄り添う優しさがすき。
28歳のじゅりさん、沢山の格好良いと可愛いを見せてくれてありがとう。29歳のじゅりさんはどんな一年を過ごすのだろう。わたしはきっと相も変わらず貴方の魅力に溺れる毎日を過ごしていると思う。

じゅりさんを知ろうと思った日から3年以上が経ったけど、まだまだ好きを集める毎日。じゅりさんのことを好きでいられるだけで、こんなにも幸せだと思える日が増えるなんて思いもしなかった。
この心地よい夢を、できるだけ長く見ていたい。じゅりさんの素敵なところをまたひとつ見つけるたびに、心が暖かくなる。そんな過程ごと愛したい。

どうか、29歳の貴方も健やかに、貴方らしく幸せでいられますように。

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