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悪性リンパ腫治療雑記②

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悪性リンパ腫治療中の雑記を主にまとめています。
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2023年12月の記事一覧

~過去の私との会話⑥~

今回のNoteで、数か月間に及んだ私の入院時の殴り書きのメモの取りまとめが終わる。 全てをまとめられたわけではないが、自分を客観視して第三者的に話をまとめてみるとまた違う感情が現れる。 どうしても一人で入院している時は主観的かつ感情的なメモが多かったが、今の自分と会話させてみると多少冷静になることも出来る様である。無論、感情として隠せない部分も多いのであるが。 治療の方向性もまだ明確ではない点も多いので、書ける環境下にある限りは私の生存記録としてNoteは続けていこうと

~過去の私との会話⑤~

限られた空間の中で、限られた人としか会話をしていないと思考が凝り固まりがちになる。自分はそれを嫌と言うほど知っているからこそ、意識して自分の思考を散らかそうと努力している。 だが、個室で歩けない状態が長く続く中で毎日毎日同じ様なことを考えさせられると頭がおかしくなりそうになる。 「自分がそんなにおかしいのだろうか…?」 そんなことを考えてしまっていたことも、殴り書きから感じることになっている。今だから言えるが、おかしいのは明らかに私ではない。 コミュニケーションの土台

~過去の私との会話④~

「孤独が生産性を高める」という話もあれば、逆に「他人との会話の中でアイディアが産まれる」という話もある。 一見相反する内容に見えるが、どちらか一方を支持すると苦しくなるので両方を取り入れる必要があると思う。 病室かつ家族や知人と遠く離れた場所…という限りない『孤独』の中で残した殴り書きであるが、数ヶ月後に自分との会話に活かされているというのも不思議なものである。 自分のことをそのまま考えると、どうしても視野が狭くなりがちになる。小さなことでもこの世の終わりの様に感じてし

~過去の私との会話③~

メモは殴り書きで、その都度残していたものなので基本的には関連性が無い。その時に率直に感じたことを自由に書いていたりする。 イロイロと眺めているうちにある程度同じことや似たことも考えているのは、もちろん思考している人が一緒ということもあるが、繰り返し思うことだからなんだと思う。 今回のまとめは自分の治療や体調に関わることが多いのであるが、現在にも通ずるところは大いにある。 新しい学びと共に、自分の考え方をある程度揺るぎないものとするためにしっかりとまとめていきたい。 ▼