見出し画像

講義日誌(東洋大学)AY2024_Session 2

今期2回目の講義のテーマは「人類と宗教」について。
いつも起業や政治経済について語る私にとっては、新しい試みだった。

まずはアイスブレイクから。
今回は「やりたいことは先にやれ」について話した。

「やりたいことは全部やれ」と言ったのはかの大前研一学長だが、
私はそれをもじって「先にやれ」と言っている。
やりたいことは多い、しかし全部やれるとは限らないからだ。

自分ができているかと言われれれば疑問だが、
先延ばししていると、やりたいこともできなくなってくる。

そういう思いで、来月ある場所へ旅に出る。
それはまたの機会に記すことにしよう。

さて、第二項のnoteとして以下を記録しておく。

【講義のポイント】
①宗教とは何か
②宗教はなぜ生まれたか
③宗教と社会はどう関連づいているか

【ディスカッション】
今回のゴールは「宗教についてざっくり理解する」である。
身近なようで遠い存在になっている宗教について、
その成り立ちと背景について理解することを主眼に置いた。

そのため、ディスカッション時間を長めに設定し、
学生たちには自分なりの宗教観について話し合ってもらった。

引用:日本経済新聞 2024年4月13日

なぜ戦うのか?
目下、世界中が注視しているイランとイスラエルを引き合いに出した。

単なる宗教戦争でないことは、学生たちも理解している。
しかしながら、なぜ戦うのか。
どうして止められないのかについては答えることができない。

民族問題が原因なのか。
経済問題もあるだろう。
もしかしたら政治家に利用されているかもしれない。

中には
人間は生まれてからずっと何かを恐れてきたかもしれない
それが宗教の成り立ちや、戦争の始まりに影響しているのではないか
といった意見もあった。

【講義後の所感】
「自分は無宗教です」という日本人は多いが、
世界でそれを言うと「何を信じて生きているんだ」と聞き返される。

日本ではいつの間にか宗教は胡散臭い存在にもなってしまったが、
海外では生きるための指針に据えられている。

個人が何を信じるのかは自由だが、
何かを信じている人を非難したり、中傷したりすることはしてはいけない。

今日のポイントはそこだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?