見出し画像

いつもと違ったパンを焼いて思ったこと

 健康を考えた家族のためのパンレシピ、配合の数字は、頭にしっかり入っています。パン作りに必要な道具も半分無意識状態で目の前に用意でき、いつものパンつくりのスタートです。と・・・思ったけれども今日は、いつもと違うパンを焼くことにした。頭に入っていたいつもの数字が消え去り、レシピを見ながらの作業開始!。一つ一つ配合の数字を確かめながら慎重に材料を計量する。ボールで混ぜている生地の状態がいつもと全く違う。生地の状況を確かめながら過去の記憶から最適な生地の状態を導き出す。当然、発酵時間も生地温度も違っている。分割の仕方、成形の方法、焼成温度や時間も違ってくる。いつものレシピだと毎回微妙な違いを発見しながら楽しんでいるが、今日は、パンの種類が違うので大幅に条件が違ってくる。生地と対話しながらの慎重にな作業だ。 一次発酵が終わった時の生地の状態が全く違った。指先で生地の感触を確かめ、対処していく。分割・成形と順次作業を進めていく。最終発酵が完了し、焼成のタイミングを計る。
 サァ~~。 焼成温度と焼成時間をどの程度にするか。再び過去の記憶から数字を決定する。焼成開始、どうなるかがお楽しみ? オーブンに入った生地が膨らみを増しながら徐々に色づいていく。色づいてくるとそのパン独特の香りが漂ってくる。いつものパンと違った香り、なんだかワクワク楽しくなってくる。 ちょうど良い焼き色になった。オーブンの扉を開けると同時にさっきと違った少し強めの良い香りが鼻を刺激する。にやりと顔が微笑んでいるように感じる。 いつもと違うパンを焼くのも、たまには良いかも!

https://lit.link/mutenkapan


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?