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kemperをオーディオインターフェイスに通した時の音質違いについて

とてもお久しぶりです。678stylesです。
今まで更新が遅れてしまいました、
謎の不整脈が起きてから体調を崩していました。

突然心拍が異常に速くなり…みたいな状態で今は落ち着いています。
原因は不明です。

去年は仕事関係で忙しい日々、不眠症など様々です笑
ちなみに不整脈は出た時に調べないとわからないそうですよ。

と、ここまではどうでも良いとして本題です。

kemperをオーディオインターフェイスに繋ぐと音質が変わる件。

kemperにはヘッドホン端子があります。
そこからモニタリングした音と、

kemperをオーディオインターフェイスに接続した時に
オーディオインターフェイスのヘッドホン端子でモニタリングした音がかなり違うことがあります。

この音質の違いは自分も感じています。
長年試行錯誤してやっと改善したところです。

そこで今回はkemperをオーディオインターフェイスに繋ぐと音質が変わってしまうのを改善する話です。

長くなりましたが、それでは始めます。



※オーディオインターフェイスは以下からIFと表記します。

実際使っている機材。

オーディオインターフェイス
UA Volt 276

プロセッサー
Kemper

繋いでいるケーブル
オヤイデ XLRケーブル 5m

ギターシールド
オヤイデor Monster or CAJ


その前に勘違いなパターン

ケーブル1本でIFに接続した場合

kemperのヘッドホンで聞こえる音はステレオです。
ケーブル1本で接続すればモノラルになりますので、
聞こえる音は違います。
その上、リバーブやディレイもモノラルになるので残響が広がらなくなります。
これも音質の違いかと思います。

ケーブル2本でIFに接続する場合

ケーブル2本でステレオにしている状態で、
録音した音が違うパターンは、
録音した音もステレオにしないとモノラルになりますので上記で書いた現象になります。

Dawでレコーディングする場合、トラックの入力をステレオにして録音しないとモノラルになるので音質違いが起こると予想できます。

デジタルケーブルで録音した場合

デジタルケーブルはコアキシャルケーブルで接続します、ケーブル1本でもステレオでレコーディングできます。
この場合、サンプリングレートを44.1khzにしてIFと合わせる必要があります。
サンプリングレートが合っていないと変な音になりますので注意です。
自分の買ったケーブルはやたらキンキンするので、
デジタルは使っていません泣

本題、何故音質が変化するのか

まずkemperのAD/DAを通過して、
IFのAD/DAを通りと色々過程がありますが、
それよりもIFのマイクプリを通ると音質が変わるようです。
もちろん全ての要因では無いかもしれません。

IFのボリュームを上げるとマイクプリが動作します。
そこでマイクプリを使わないようにするには、
IFのボリュームを0にする必要があります。
※IFのボリュームを0にしても音は出ますので大丈夫です。

以下の方法でだいぶ改善したので試してほしいです。


kemperとIFの設定

  1. Kemperのメインアウトを最大の0dbにする

  2. IFのボリュームは最低値の0にする

  3. IFがクリップするならkemperのメインアウトを下げる

  4. 短いケーブルで接続した方がロスが少ないので音質劣化は少なくなる

この設定だけで、だいぶ音質が改善されますので是非試してみてください。

自分は5mのXLRケーブルなので4番は自分が言える立場では無いですが、短いほど音痩せしにくいのは有名な話です。

これだけでも人によっては激変すると思います。

しかし、まだ自分が使うとまだ音質が違います。
何回も書きましたが5mのケーブルのせいかもしれません。
まだ何か高域と歪み感が違うと思っています。
そこから改善するためにそもそもKemperのヘッドホンから聞こえる音について考えました。

これでも足りない人は参考に!
まだ改善できる!

電気関連素人ですが、気づいたことがあります。
kemperのヘッドホンから聞こえる音はギターの入力信号が高い状態で聞こえています。

少し説明が難しいのですが、
ギターの入力信号が下がる現象といえば、
インピーダンスが合っていない時です。

ハイインピーダンスなのに、ローインピーダンスに入れてしまうと劣化しますよね。
そのためHi-zインなどがあるんですが、
kemperのギターインもインピーダンスが1MΩあるのでHi-zだと思われます。
インピーダンスはロー出しハイ受けになっているので問題なく入力信号が伝わると思います。

IFに接続すると、なんか出力が低いような音になるですよね。
しかしkemperのメインアウトはライン出力だからインピーダンスのルールは合っていそうです。

ということはkemperからIFに行く際に何かしらの影響で入力信号が下がっている?可能性があることに気づきました。素人感覚ですが…
ちなみに電源ノイズは結構意識しているので
ある程度は対策しています。

そこで、バッファーの出番です。
バッファーと言ってもギターの音を強くする物を使った結果、

見事に改善されました。気にならないレベルで。

つまり、強い信号のままでIFまで送られてるってことでしょうか。

正直、接続するケーブルを短くすれば良いかもと頭を過りましたが…それはそれということで。

しかし先ほど書いたようにまずはkemperの設定を変えてみて下さい。
それで変わらない場合はバッファーを検討してみるのも良いと思いますが金額も基本高いので悩みどこですよね。

最後に今回使ったバッファーを紹介して終わります。


Dynax Junction Buffer

実機です。

内部的な詳細はサイトの見ていただきたいですが、
実際使った結果、音がハッキリします。
つまり、低音、中音、高音まで満遍なく音が鳴るというこです。

音がこもる場合(劣化で)、バッファーを使うと改善されることがありますが、
バッファとは微弱なギター等の電流を大きくして、
ノイズに強いローインピーダンスに変換することで長いケーブルやエフェクターを沢山繋げることで起こる音質劣化を防ぐためにあります。 

しかしDaynax Junction Bufferのような、
kemperなどのマルチエフェクターに使うのを推奨されているのが個人的には効果があると思ってます。

使用した感じは出力が高くなるので音量が大きめです。
ですがクリーンが歪むようなことは無いです。
しかし入力が大きいのでkemperのインプットがクリップすることあります。
その場合clean sensを調節すると良いと思います。

これを使った時、歪みすぎると感じた方はdistortion sensを下げてみて下さい。
自分はむしろ歪みのノリが良くなるので好きです。


まとめるよ

まとめると、
kemperとIFの設定を見直すことが重要ですね。
普段は安めのオーディオインターフェイスしか使っていないので高級なオーディオインターフェイスでは音質はどうなるのかいつか、買ってみたいですね。

ということで普段はDTM中心ですが今回は、
kemperの音質違いについてでした。
またそのうちに更新できたらしたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます^_^

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