空切り
今日の逆ベルバード雀荘。
お客さんはかなり少なかったのですがビッグイベント起きました。
東3局西家のパグが四巡目リーチ、六巡目に7ピンを持ってきて暗カン。
鼻息フガフガさせながらツモりにいくパグを恐れて親の自分以外はおりている様子。
九巡目にパグがリーチをしてるのに何故かツモ牌を手の中に入れて、8ソーを手出し。
あまりの堂々としたリーチ後の手出しにみんな固まってしまいました。
とりあえず従業員を呼んで、裁定を頼むと
パグは悪びれもしないで
「私は8ソー持ってきて8ソーきっただけだ」
「何が悪いの?」
と殴られても仕方ないぐらいの開きなおり
てっきり赤5ソーを持ってきて入れ替えたセコイ理由かと思ったら、本当に空切りだっよう。
卓外の観客もチョンボにしないとダメだという雰囲気の中、卓内の三人と従業員はパグ穏健派のため、上り放棄ではどうかと提案。
確かに85歳にチョンボは可哀想、みんな優しい卓でよかったと思っていると
パグが
「それはおかしい、そんか卑怯なルールはあるか」とガチキレ
一応パグの保護者として自分は
「とりあえず裁定は従業員の方にまかせましょう、彼の決定に文句は言わないようにしましょう」と言うのが精一杯でした。
結局裁定は上がり放棄
裁定した従業員にパグは
「あんたなんか向こう行け、気分悪い」と吠えます。
誰よりも従業員として優しくパグを守っている彼に噛みつく狂犬の一面を見ました
裁定の二巡あとにもってきた赤5ピンを
「これだめなんだよね」と悲しい目をしながらツモ切ったパグ。
85年の人生には失った友達や家族色々あったでしょう、その赤5ピンもその思い出になるといいよね。
しかし85歳にして空切りしてくるパグの勝利への執念を垣間見ることができた。
またいい麻雀打とうぜ
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