どんな時でも全力ゼンカーイ!\(^o^)/

「仮面ライダー生誕50周年 大選集祭」を知っているだろうか?

その第二回が7月から9月30日まで募集されていたのだが、日々の忙しさや、SH大戦の企画の #あなたにとってのヒーローは で書きたい事全部書いちゃったからとか(本当はアレが今回の作文の下書きみたいなつもりだったのに)、そういうのを言い訳に、私の怠惰で第二回には応募することができなかった。なんとか急いで書き上げたはいいものの、間に合わなくて出来上がった文章だけが残ってしまったので、

まぁここに残しておくか、という感じで、最近? いや割と前から流行ってるこれを初めてみる。

(以下、本文)

『機界戦隊ゼンカイジャー』は本当に素晴らしい作品である。
 本作では、毎回色んな敵がトジルギアという封じ込められた他の世界の力を使って地球を侵食、人間が混乱しているところを見計らって侵略しようとするのだが、特に15カイは凄かった。世界はレトロワルドによりレトロな世界に侵食されてしまうが、介人を始めゼンカイジャーの世界の住人はそれに一切動じない。笑顔で楽しく、全力全開でレトロな世界を彼らなりに楽しんでしまったのだ。レトロという少々古臭い世界ではあったが、彼らは決して後ろを向かず、未来志向で前だけ向いて突っ走る、そんな様子だった。思えば第1カイからそうだった。突然キカイトピアと世界が融合してしまった時も、この世界の住人はすぐにそれを受け入れ、キカイノイドたちと手と手を取り合い、共存を始めた。彼らは突然の環境の変化に狼狽えることなく見事に乗り越えた。それも笑顔で。はて、生活環境の突然の変化、我々の身にも今まさに起こっているような……。日常が非日常となり、非日常が日常となる、そんな世の中でも『ゼンカイジャー』を毎週見ていると元気になれる。自然と笑顔になれる。気付けば30分間、絶え間なく笑っているのが本作の凄いところだ。これこそ、今子供たちに、いや全世界の人々に求められているコンテンツではないだろうか。
 こんな話を聞いたことがある。運が良い人というのはどんな予期せぬ事態があってもそれすら楽しんでしまう人。要するに運の良し悪しは受け取り方次第だと。本作にはそんなメッセージが込められているのではなかろうか。
 我々は《いま》を生きている。そして何をしてもしなくても、時間は進む。だから、全力全開で前に進むしかない。そんな儚くも前向きな気持ちを、『ゼンカイジャー』の力を胸に、未来ある私たちは歩んでいくのです!

(以上)

白倉伸一郎さん、香村純子さん、ありがとうございます!

あっ、あと、24カイのバカンスワルドの話も大好きです。(笑)

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