まだまだ、相談相談のくりかえし。
どんどん、校了日が近づいてきた。校了日というのは「校正終了」の略だ。
辞書をひらくと「校了(こうりょう)とは、校正が完了し、印刷しても差し支えない状態になること」とある。つまり、本をつくる工程のうち編集者の仕事のゴールだ。もちろんそのあとにも販促とかいろいろあるのだけれど、まずはここを目指す。
校了までにやらなきゃいけないことが多い。多いのだけれど、たぶんぜんぶはわかっていない。まだやったことがないもので。
副担当としてはじめて関わった本のときは、とにかく指示してもらったことをやるばかりだったので、自分でコントロールしていくのはまた違う。
スケジュールの組み立て方もまだ見通しが甘くて、いまから、ゴールデンウィークをまたぐスケジュールをどうするか迷っている。
そんな中で、あれこれ編集部にいる人に聞きまくっている。どうやって進行するのか、細かい部分を聞いている。一昨日も今日も、数人巻き込んでのちょっとした打ち合わせになった。
5月と6月で、担当している本が3冊出る。3冊、どれも大切に慎重に進めていく。
相談をして、相談をして、ちょっとずつ前に。
ここまでの紆余曲折を思うだけでも、いろんなことがありすぎてちょっと泣きそうになる。校了日には、久しぶりにパーッと飲みに行きたいなあ。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。