正解はひとつじゃない
本をつくるデザインの打ち合わせで、編集者としてなにを話して依頼すればよいのか、ということがいまいちピンときていなかったのだけれど、実際に話してみてちょっとわかった。
人によって違う。
それは当たり前なのだけれど、はじめてのことなので、どんな材料があれば安心なのか考えてしまっていたのだ。まわりの人たちにいろいろ聞いて準備していた。
実際には、この本がどんな本か、どんな人に届けたいのか。わーっと語ったら、つたなくともデザイナーさんは受け取ってくれた。
でもきっと、いろんなデザイナーさんがいて、受け止め方はそれぞれで、唯一の正解はない。それがわかったので、これからは「どんなふうに依頼をお伝えするのがよいでしょう」とバンバン聞いていってしまおうと思った。その人に合わせた準備をできるようにしたい。
主体性がないような気がしてもいるのだけれど、でも、すごい人たちにすごい仕事をしてもらえるようになんでもやるのが、わたしの仕事ということで。まだまだ新米のうちに、たくさん聞いてしまおうと思う。
結局、人なのだ。
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