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「元気」の定義

こんにちは、くりこです。
きょうも30分で書いていきます。

突然ですけど、「ほぼ日」見てますか?
わたし、だいすきでずっと見てるんです。

毎日、糸井重里さんっていうかたが、
「今日のダーリン」っていうエッセイみたいなものを毎日書いてくれているんですけど(なんと、20年以上も!)

今日は、「元気」についてのお話をされています。
(これ、前日分までしか見られないので、
 まだ読んでないひとは、早めに見てきてね)

わたしが勝手ながら、めちゃくちゃ短くまとめると、
こんな感じのことをおっしゃってます。

大人が活発な「元気」でいると疲れる
大人でも自然にできる「元気」はないか
考えてみると、それは
「朝ごはんがたのしみ」な毎日を過ごしている
ことだと見つけた

これを読んでいて「ああもうその通りだなあ」と思った。

記憶が一瞬で、大事に栞をはさんでおいたページに飛ぶ。

***

3年くらい前、元気がなくなって、からだも壊していたころ。
友だちが当時住んでいた大阪の部屋に遊びに来てくれて、
気分転換も兼ねて、一緒に薬師寺に行った。
空が広くて、風がのびのびしている、奈良らしいところ。
むかしの建造物が広い敷地のなかに整然と並んでいた。
講堂のようなところで、お坊さんのお話を聴く時間があった。

「元気とは、もとの気持ちでいること」
お坊さんは、そんなことを言った。

活発でいることが「元気」なのだと思って、
「元気」になりきれないじぶんに落ち込んで、
喉から手が出るほど欲しいと思っていた「元気」。
その定義をお坊さんは変えてくれた。
そっか。もとの気持ち、かあ。
わたしの、もとの気持ち、考えてなかったな。
……どんなだっけ?

じぶんのもとの気持ちを感じるのは、むずかしい。
でも、こころは軽い。
風がのびのび吹く。
講堂の戸帳(のれんのような布)がふわあっと膨らむ。

はやく、元気になりたいな。
なれるよね。
風が気持ちいいなあと感じながら、
すでにすこし、元気をもらった気分だった。

***

「もとの気持ち」にいちばん近い時間帯があるとすれば、
きっと糸井さんが書かれてたみたいに、朝なんだと思います。

仕事や多くのひととの接触があって、
慌ただしくしている昼間ではなくて。

ちょっと感傷的な気分になりがちな
からだも疲れている夜でもなくて。

朝、生まれたての光のなかで、
目覚めたばかりのじぶんに
きょうは「元気」かい? とたずねる。

そんなふうに毎日を送りたいものです。
あ、早起きコミュニティ「朝渋」に
入ってるんだった……。
早起きをして、
朝を楽しむって、決めてはいるんです。

やっぱり、朝はいいです。



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