編集者でありライターでもある
尊敬する書き手の人に「自分のことを編集者だと思っていますか? それともライターだと思っていますか?」と訊いたことがある。まだわたしが書籍編集の仕事をはじめる前のことだ。
そうしたら、「どちらでもあるし、どちらでもいいと思っている」という答えが返ってきた。そのとき、求められていることをするのだと。
わたしも、いまになって「そうかも」と思っている。どちらでもある、ということを受け入れている。
コンテンツをつくるために、なにができるのか。
そのコンテンツをよくよく考えて、相手をしっかり見て、いちばんいいものをつくれる在り方を探す。
相手によって、わたしができる役割は異なってくる。それでいい。
ということがやっとわかってきたくらいで、まだまだ道のりは長いです。
いろんな人と話していると、人生に無駄なことがなかったと思えてくるからすごい。お互いの人生の時間を交換している感じがめちゃくちゃするときがある。
いまのこの時間も、懐かしい存在になって、なにかの材料になるときがくるんだろう。
そう思えばぜんぶが輝かしい糧である。
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