かえりみる、ほんのすこし (その3)

かつて、月一回、代々木に在った "off site" で、自ら企画した小さなイヴェントを行っていた。
その内で、ターンテーブルとレコードを用いてソロ演奏をしていた回の時に、意図していたモノと違うネタをつないでしまい、予期せぬ転調を起こした事があった。それはとても心地よい発見に満ちた瞬間だったのだが、そのとき、自分に背中を向けて着席していたお客さんがクルッとこちらに顔を向けて、自分と同じ反応を示してくれたのだった。
その人が、この上掲の音を作っている pola さん。
こういった、言葉を介さずに分かりあえる体験を持つと、それを信じて一生やっていける。オレはこのままいくよ !

因みに、上掲のトラックを初めから聴いていくと、4:57 (と5:13) で、同じ体験をすることが可能です。お試しあれ。(できなかったら、ごめんなさい)

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