これを弾くんだよ

こいつですよ騒いでいるギターさん(´・ω・`)

正式名称は『Ibanez Premium Series RG927WZCZ-NTF』

2013年?14年くらいでなくなったアーム付きです(今はこれのアームレスの在庫が出回ってます)


特徴はジリコテ&ブビンガの組み合わせ。

ジリコテはメタル系でお馴染み・・・なんですが希少な木材で使っているギターはだいたい高価です。あまりほいほい出回る木材ではないので、人気な反面使用したギターは少ない。

特徴は硬くバッチバチなサウンド。


ネックはブビンガ。これまた硬い木材でネックによく使われます。やはり音は明瞭でパキンとします。あとウエンジ指板だと思われます。

あとブリッジが『ゼロポイント』搭載です。

これはとんでもない優れもので、フローティング状態で固定することができます。弦を張る時にギタークロス挟まず弦を外しても動かない!アームレス並みにチューニング完了してしまうほど動かない!

弦が切れても絶対にチューニングが狂わない!

ようは人間がアームを動かさない限り絶対に揺れないアームユニットです。でもフローティングなので強烈なアップからダウンまで可能。

欠点は音が硬くなること、アームの操作に力がほしい、細やかな揺らしが難しい、クリケット奏法がほぼ不可能、全体的に弦のテンションが高くなることでしょうか。



アイバニーズは最高峰に『Jカスタム』が君臨していて、こっちは全てを贅沢に作ってあります。このギターのクラス『プレミアムシリーズ』はその一段下でコスパも重視、そして『明確なテーマ』を持った機種が特徴です。

ほぼ『〇〇専用』みたいな狙いの造りをしているのが非常に多く、このギターは明らかに『硬くて超反応のいい現代風ギター』を目指したような感じです。


ただ尖った使用でもどっかでバランスを取ってあるもので、ノーマルのPUがこれようにちょいとボヤけた感じのやつでそれでちょうど良いみたいなサウンドでした。


これだとかなりエフェクターとの相性が悪かったので現役時代、メイン全てに搭載していた『X2N』の7弦バージョン『X2N7』を搭載しました。


X2Nは馬力ばっかり注目されますが、磁界が狭くて『派手に歪み音量Upのわりに凄い素直な特性』なのです。

強力なのですがアンプやギターの特性に従ってくれる従属性も持ち合わせているのです。

それが今回裏目に出たってところです(;´Д`)


ようは尖った木材の組み合わせを最大限に引き出しすぎてる感じ。今の機材と私の腕前ではコントロールが困難。


そういえば歴代X2N搭載機はシャーベル(メタルのイメージあるけど素直)フェンダーローンスター(発売当時13万で買えて買ったそのままでスタジオ録音に耐えられるくらい高クオリティのマルチロールな名機。探すとなかなかない)ジャクソン(これもメタルイメージあるけど素直)。

一番癖が強かったのはZEPⅡカスタム1PUのやつくらいですな(ESPのサブブランド。希少で安いわりに市場に出回らない。そのかわり高見沢モデルは腐るほどオークションに出る(;´Д`))


で、このX2Nは『完璧にミュートがちゃんとできてるのにミュートで触れる音も盛大に発音する』という鬼な部分があり、慣れるのはけっこう難しいです。

逆に鈍い機材(それこそマーシャルとか)で使うと大丈夫になります。というかそういう昔のアンプとかの馬力不足を補うための高出力ですしね。

今の超反応がいいアンプ、エフェクター、スピーカーだと軽く死ねるほど難しいです(´;ω;`)こだわりがないのならEMGのほうがいいと思う。


で、これを他人が弾いてどうなるか?

それ次第では

①ZOOMG3には引退してもらいZOOMのG2u1に復帰してもらう

②PODに復帰してもらう

③IK MULTIMEDIAの新製品 『AXE I/O』を購入する

④完全にDAWを新しいのだけに切り替えて何かソフトで録音する

⑤もう一回G3の音を完璧に作り直す

⑥ギターを売り払って機種替える


のどれかを考えていますのです(´・ω・`)

それで自分の耳が一番信用ならないので他人に音を出してもらう的な(水瀬いのりソイジョイCM的な)

過去このギターにX2N7搭載した状態で録音した曲はこちら

ちなみに同じセッティングだけどギターを変えたのがこちら


このアホみたいなギターをあなたが!

あなたが!

インプレッション!

でどうよ・・・(;´Д`)

連絡お待ちしています





投げ銭を旅費にして旅をしてレポートしたり、リクエストを受け付けて作曲をしたりしています。