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女 ひとり 家を買う〜リフォーム超奮闘編最終回〜


 内装は、大正浪漫を感じさせる和風モダンがいい。
 暗色のフローリングにお気に入りのランプを置こう。ベッドは犬が老いた時に上り下りがしやすい様、低いダブルベッドが良い。離れは貯蔵庫兼倉庫に作り替えて、納戸はキャットタワーにしよう。寝室は中庭が見える部屋だ。カーテンは必要ない。雨の日はそこで川の音を聴きながらゴロゴロして、晴れの日は犬とあの美しい一本道をどこまでも歩いて行こう。



 一年前のnoteに書いた内容だ。
 残念ながら離れは老朽化が激しく取り壊してしまったが。

 見ていこうではないか。


 まずは、一年前。 
 ほぼ山と一体化していた裏庭。

 せっせと開拓し、離れも解体され。

 こうなりました。
 現在はさらに畑も出来、春に植えたサツマイモ、キュウリ、トマト、落花生、ズッキーニ、唐辛子、カボチャが育っております。


 台所。
 畑で育てた野菜を、楽しく調理する場を思い描きました。

ビフォー。

アフター。

 そして内装。
 昭和レトロも素敵だったけど。

 私と犬と猫の家。

 玄関前の格子戸には、黒の金網を貼りネコリアンの脱走防止を。

 危険な物が多い台所への戸は金網ではなく、細工をほどこしました。

 こちらはネコリアンのアスレチック建設予定地。


 寝室からの中庭の眺め。
 引っ越したら整えて、クチナシと八角を植えたいな。

 ここで水の音を聞きながら、犬猫と幸せになろう。
 春は桜を見ながら蕗を採り、夏は蛍を眺めながら川で冷やしたスイカを食べて、秋は夏に別れを告げながら温かいお茶を淹れよう。冬の気配にみんなで寄り添って温かいベッドで眠ろう。
 時々友人を招待して、畑の野菜を振る舞おう。
 一緒に窯でパンを焼こう。
 楽しく、暮らすのだ。


 エアコンが届き、ベッドが配送され、冷蔵庫が設置されたら。
 
 さあ、引っ越しだ。



 

 の前に、お支払いだ。
 
 すんなり終わると思ったか!?
 ハチミツより甘ぇな!


 次回、番外編。
『離れを取り壊すので分けるようにと取り決めしたはずの登記が、いつの間にか合体。融資に必要な滅失登記の申請が……!?』なお話。

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