人生で最も辛いときに読むnote

無色と申します。

「無色の標」という「現実的な人生の攻略法」をコンテンツにして出していくプロジェクトの序盤としてこのnoteを書きました。

あなたが辛いときに読んでください。


人生に於いて「最も辛い時期」ほど、誰も助けてはくれないものだ。色んな辛い出来事が重なって心が崩れそうになったとき、外部に助けを求めるのは悪手で、周りからは辛そうには見えない。ましてや多くの場合、辛さの源泉はその「外部」が生み出しているので、助けてもらえるはずなどない。

結論として注意しておきたいのは2点。

1つ目に「外部に甘えると碌なことにならない」。何か辛いことが起きた際に助けてもらえるというのは言わば「運が良かっただけ」であり、「自分はこんなに辛い目に遭っているのだから助けてもらえて当たり前だ」というマインドセットで生きていると、外部に助けてもらえる機会があったとしても、本人はそれを「運が良かった」とは解釈しない。だから「自分は運が良くない」とばかり解釈し、次第に図々しくも弱い老人になっていく。これを読んでいるあなたも例外ではない。

2つ目に、辛い出来事は、こちらのタイミングを窺うことなくやってくるので、「取れる対策は”未来予測”と”準備”以外に何もない」。準備をしていない人間は大雨の中、広い大地で傘を差して雷に撃たれるのを待っているようなものだ。つまり辛い出来事とは「辛い出来事が起こる条件を本人が意図せず満たしてしまっている」から起こっているだけなんだ。辛い出来事を予測できず、準備もせず、その時になって問題に気付くから、人はそれを「不運」と呼ぶんだ。でも実際には未来予測と準備を怠った本人の怠慢でしかない。

「自分だけは危険な目には遭わない」と高(たか)を括っていると、未来で起こった出来事に対する本人の解釈が変わる。その解釈が脳内で繰り返されることで、本人が取る行動が変わってくる。

「自分は運が良かっただけ」と思いながら生きるのか、それとも「こんなに不幸な目に遭っている自分を救わない社会は間違っている」と思いながら生きるのか。それは「特別なイベント」によって人生が変わるわけではない。「普段の些細なイベントをどのように特別なものと解釈するか」で人生が変わるのだ。

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