霊的な情報はそのまま伝える
サイキックとミディアムの顕著な違いは、後者は他界した人の霊も含めて、霊的存在が見えたり、その声が聞こえたり、といった霊的な事柄に関与出来るということ。サイキック能力だけの人とサイキック能力を持つミディアムは、能力的に可能なことが異なります。
世の中にはサイキック能力があるミディアムもいるので、サイキックと間違えられる人もいます。そして、霊的能力で何らかの情報を得ていても、コールド・リーディングだと疑われることもあったりします。
コールド・リーディングは、何か発言した時の受け手の反応を見ながら話を進めていきます。受け手の仕草や返事の内容を即座に分析して、自分の都合の良いように見せかけるかもしれません。ただし、コールド・リーディングをやる人全てが絶対そういうことをしているとは限りません。それが善いか悪いかの判断は、ここでは出来かねます。
ミディアムが霊界から情報を得て第三者に伝える時、その内容はミディアムはもちろん、クライアントも知らないことが含まれていたりします。例えば、依頼人の亡母がセッションに来て、自分が若い頃どんな風だったかを説明。それはエビデンス(証拠)として使えるので、役立つ情報として優れていますが、その依頼人は亡母の若かりし頃を全く知らず、その場ではその話は「ミディアムが亡母の霊から話を聞いている証拠」としては使えない、なんてことも。この場合は、セッション終了後に依頼人が「亡母の若い頃を知る人物」から話を聞くことにより、裏付けが取れます。
このように、あなたがチャネリングをして霊的存在から何か聞いて文章をしたためる時、あなたにとって未知の事柄が含まれることがあるでしょう。霊的存在の発言の内容が全く理解出来なくても、とりあえず文字にします。クライアントが目の前にいる時は、迷わず声に出して伝えます。言葉が聞き取れなかったり、表現しづらい等の理由があれば、即座にその場で霊的存在に聞き返し、必要なら別の言葉に置き換えてもらいましょう。しかしながら、大抵の場合は、「聞いたことをそのまま伝える」だけで事足りることでしょう。
ミディアムは霊界と人間界の橋渡しを行い、霊的な発言の通訳になります。霊的存在の母語(母国語)が日本語以外だったとしても、霊界通信では日本語のように聞こえたり、理解したりできるでしょう。
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