切られた桜とモヤモヤ

今年は桜の開花が早いとテレビで盛り上がっていた。
近所の公園の桜も満開。コロナ前から大したお花見はしないのだけど、暖かい日にはコンビニでおにぎりでも買って桜の下で食べたくなる。

先日一人で車で買い物に行った時、時々通る道沿いの桜の枝が、かなりばっさりと切られていた。そんなにばっさり切らなくても、と思う程、広がっていた枝がもう幹だけじゃないかという位になっている。しばらくショックで悲しい気持ちに。
落ち葉の掃除が大変なのは分かるけど、とモヤモヤした気持ちを抱えていた時、娘を乗せてその桜の前を通った。
「ここの桜の枝、切っちゃったんだよ。」
「えー、そうなんだー、ショックー!」

だよねー、と娘と会話をしたら、何日も続いたモヤモヤがなくなっていた事に気が付く。一瞬の会話の威力。共感してくれる人の大事さ。
市役所にクレームの電話をする人は話相手がいないのかもしれない。
気軽に共感しあえるTwitterがある時代は悪くないのかもしれない。

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