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英語のできない私が英語を使って気づいた話 #69

こんにちは。
英語ができない私が仕事で、海外の方8人を1人で1時間ほど相手するという機会無茶ぶりをマネージャからいただき、貴重な経験をさせていただきました。(明らかに人選ミスだと思ったw)

そのときにいくつか気づいたことを今回はnoteに書きたいと思います。
ちなみに、私の英語のレベルはTOEIC500~600点です。


英語を処理できる長さに限界がある


1つ目の気づきは、一度に処理できる英語の文章量(長さ)に限界があることです。

今回の英語での仕事は、私からの話題提供とその内容についてのQ&Aやディスカッションがメインでした。
相手の中に通訳ではないですが、日本語が少しできる方がいたので、何度も助けてもらいました(笑)

英語で会話していて気づいたのは、私の英語能力で処理できる長さは、一文が7単語前後まで。その長さなら聞き取れて理解できるし、その場で英語で会話できそう。ということ。
ただし、それ以上長くなると、脳内処理が追いつかなくなってフリーズ(笑)
TOEICのリスニングでもそんなもんな気がします。

これは英語に関するネット記事等でもよく目にしますが、英語を直接英語で理解できないからだと思います。
私は頭の中で、聞いた英語を日本語に翻訳して理解。そして、言いたいことを日本語で考えて、英語に直して、話す。
これを頭の中でどうしてもやってます。

そうすると、どうしたって処理速度や記憶力に限界があるので、処理が追いつかなくなる。そして、めちゃくちゃ疲れます。
短い文章に区切って話すことで、処理する負荷を下げてフリーズを回避できた場面もありましたが、限界はありましたね。

英語ができる人はどうしてる?

この英語の仕事があった次の日に、たまたま海外赴任したこともある英語ができる知人と飲む機会がありまして。今回、私が苦戦したことを聞いてみました。

その人も昔は英語を日本語に変換して理解しようとしていたそうですが、今は英語のまま理解して、英語のまま話すことをやってるとのこと。
(やっぱりそうか。)

そして、英語をそのまま理解して、英語のままやり取りできるようになって、一気に英語が上達した感覚があったそうです。

また、その方が自然な英語になるとも言ってました。
なので、その人の場合、日本語の資料を海外の人に説明する時には、元からある日本語の資料を英語に翻訳するのではうまくいかないから、もはや英語でイチから資料を作り始めることもあるし、その方が早いと言ってましたね。
レベチですね(笑)

やっぱり頭の中で、英語と日本語を翻訳する速度を上げるのではなく、英語を英語のまま処理できるようになることが英語上達の近道になりそうですね。

翻訳ツールを使いこなすにもプロンプト力が大事


2つ目の気づきは、ツールをうまく使いこなすことが大事だということ。
別のnoteにも書いたプロンプト力良い指示をする能力にも近いですが、
Google翻訳やdeepL等の翻訳ツールのレベルが非常に高くなってますし、精度もかなりのものだと思います。
だけど、問題はそのようなツールを使う人がうまく使いこなせるかどうか。

私は、事前に説明資料や説明する文章、想定されるQ&Aの文章を英語で作って、カンペを準備しておきました。もちろん翻訳ツールを使って。

説明したい内容を日本語で翻訳ツールへ入力すれば、全部英語にしてくれます。
ただ、その英語が自然なのか、表現が適切なのか。もっとシンプルな文章にできないものか?などなど。私のように英語能力がないとそれが分からないんですよね。。
少なくとも間違った単語が使われていることはないと思いますが。

日本語さえ準備すれば、あとは翻訳ツールやChatGPTが全て解決してくれるかというと、現状はそうではないのかなと思います。
だから、翻訳ツールやChatGPTが出してきた英語が適切かどうか判断できる知識や能力を自分が持ってないといけないと改めて痛感しました。

当然といえば当然なんですけどね。

やっぱり良いアウトプットを得るためには、良いインプットが大事ですね。

事前準備をやっておいて良かった


私は英語力がないこともさることながら、アドリブ能力もダメダメです。
なので、英語に限らず、日本語の報告でも時間があるときは事前にカンペを準備するほどです。

今回は、英語で自分が説明する資料のことだけでなく、想定される質問の回答や逆にこちらから質問したい文章を事前に作っておいたわけなのですが。

この事前準備をやっておいて良かったと思っています!
理由は、頭を英語モードに切り換えておくことができたからです。

英語の文章を作ったり会話しようとすると、私の場合、頭を英語モードに切り換える必要があります。特に語順。

瞬時にモードを切り換えることができるわけではないので、事前にいろんな文章を作る練習を翻訳ツールを使いながら、やっておいたのは当日の会話に非常に役立ったと思っています。
「こう聞かれたらどう答えようか」「この質問はこう聞けば良いか」という感じで。

この経験を受けて、私が思ったことは、自分が話していること、思ったこと、考えたことを英語で言うとどうなるんだろう?と考えて、英語を作ってみることがトレーニングとしては良さそうだと思いました。

実は先ほど出てきた英語ができる私の知人は、海外赴任の経験もありますが、それ以前から英語で日記を書くことをやっていたそうです。

やっぱり上達のために大事なのはアウトプットですね!

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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