フォルモザ通り

たゆちゃんへ

スラマッソレ!

たゆちゃんが最後に東へ来たのはもう10ヶ月近くも前になるんやね。なんか今年ってもう9月だっていうのがにわかに信じがたいんだけど、私だけなんかな。

たゆちゃんと行った「レシデレの気軽なポルトガル料理屋」は「Tavirense」という名前で、今も営業してるから安心しなされ!また一緒においしい貝料理食べに行こな〜。

それはそうと、その「Tavirense」のある通りと並行して一本南に、「フォルモザ通り」という200mくらいの短い通りがあるんやけど、この前その通りを仕事中に車で通った時に、運転してくれとった東ティモール人の同僚とこんな会話してん。


同僚「この辺りが『フォルモザ』という地名なのは、昔、『フォルモザ』の人がたくさん住んでいたからだよ」
私「へ〜!『フォルモザ』って台湾のこと?」
同僚「そうそう!よく分かったね」
私「へへへ。だからマロマック・シナがこの通りにあるのか〜」

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大航海時代、ポルトガルの人が船から台湾の島を見つけて「イリャ・フォルモザ(美しい島)」と呼んだ、という記事をたまたま少し前に何かの記事で読んで覚えとったんよ。

あと、フォルモザ通りにはマロマック・シナ(テトゥン語で「中国の神様」の意)と呼ばれてる中華系のお寺があんねん。上の写真右側にお寺の門が写ってるやろ〜。

ディリの通りの名前って「黒猫通り」とか「サソリ通り」、「アンゴラ通り」、「バナナ森通り」とか色々見てて面白いんだけど、フォルモザ通りは今回その由来が知れて、現存する建物との関係ともリンクして、ますます面白いな〜と思ったんよね。

西はダワン(アトニ)語の地名が多いやんね。ニキニキやノビノビ(西ティモールにある地名)の意味も知りたいなあ。もし分かったらまた教えて〜。

ゆいこ

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