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六甲縦走路 | 須磨浦公園〜鈴蘭台 サンチャゴへの道18

久しぶりに六甲縦走路を歩いた。トレーニングとしては3月末に熊野古道を歩いて以来だ。アルバイトの仕事の新年度の準備で落ち着かなかったのと、天気があまり良くなかったので、山登りは控えていた。当初予定は六甲山から宝塚方面を考えていた。ところが電車に乗ってから六甲ケーブルの無料券を忘れてきたことに気がつき、須磨浦公園から布引へと急遽予定変更。

9時前に須磨浦公園に到着し、登山開始。久しぶりなのと天気が良くなったので、結構汗をかいて喉が渇く。いつもより少し早いペースで鉢伏、鉄拐、高倉と抜ける。栂尾、横尾、馬の背、東山を順調に通過した。

ところが、高取山に向け、住宅地を歩いていると、右膝のすぐ上の右太ももの筋肉がぴくついた。立ち止まりしばらく足を動かして様子を見る。違和感がなくならないので、しばらく歩いて無理なようなら諦めようと思いつつ歩き続けているうちに違和感もなくなった。

高取山手前の公園でしばらく休憩し再度右足の様子を見る。行けそうだと判断し、登山開始。幸い何事もなく、お昼近くになって山頂に到着。お昼ご飯を食べてから菊水山に向けて下山する。高取山と菊水山の間も住宅地で、この間の距離はかなり長く30分近くかかる。所々に六甲縦走路の掲示があるものの、初めての時は迷いそうになったほどだ。

菊水山は相変わらず上りが急だ。自分では六甲縦走路の中で一番きついと思う。この日は少し寝不足だったので体調も万全ではなく、何度も休憩を取ることとなった。あと少しだなと思ったところで、右太ももが再び痛み出す。「痙攣」とか「つる」という感じ。マッサージを試みても治る様子がない。仕方なく、ゆっくりと歩を進める。なんとか山頂に到着した。この日は先を諦めて鈴蘭台へ降りて帰宅した。

水分補給が足りなかったのか、何かの栄養素が不足なのか、それとも久々の山行で筋肉がびっくりしたのか。いずれにせよ、翌日は仕事だったが、筋肉痛で階段の上り下りがとにかく辛かった。熊野古道を歩き、サンチャゴ巡礼に向けて自信をつけた後だけに残念な結果だった。出発まで3ヶ月を切ったが、今後は距離よりも頻度を心掛けて歩こうと思う。


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