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「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」を4 DXで見た

映画公開3日目の日曜日に「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」を見た。インディー・ジョーンズシリーズ5作目にして最終話である。勿論のこと今までの4作品は見ていて、あの「ダーダダッダーン、ダダダーン、、、」のレイダーズ・マーチを聴くともう見ずにはいられない。

80歳を超えたハリソン・フォードが今までと同じくらい、時には少し控えめにアクションシーンをこなしていることに脱帽する。1960年代に大学教授の職を定年となる設定なので、映画の中では60〜70歳を演じているのだろう。それくらいの年にしか見えない。そして見ているうちにもう年のことなんて気にならず、いつものインディー・ジョーンズをワクワクしながら見ているのに気づく。

この日、いつもの劇場で都合のいい時間の上映会が見当たらず、少し離れた劇場で見た。それも4DX上映で、1000円高い。初めてだったので、一体どんなものか予備知識がなかった。始まってみて愕然としたのは、吹き替えだったこと。吹き替えならば、いつもの劇場で都合の良い時間の上映もあったので、わざわざ1000円と余計な交通費を払うまでもなかった。でも気を取り直して映画を楽しむことに専念する。

4DX

映画が始まるととにかく座席が動く。カーチェイスや船、飛行機の揺れに合わせて座席が揺れる。銃撃に合わせ、耳元で「プシュッ」と空気が炸裂する。海に飛び込む場面では水滴が降りかかる。気持ちのわるい虫が這いずり回るシーンでは足元がモヤモヤとする。中でも主人公が殴られたり、投げ飛ばされたりした時は、座席の背面からパンチが繰り出されて痛い。

身長100cm未満の子供や妊婦、心臓疾患がある人、年寄りは4DXは駄目なのだそうだ。それはそうだろう、少しばかり体力はいるし、疲れもする。USJのアトラクションのようなものだ。アクションシーン満載のインディー・ジョーンズであれば尚更だ。それにしても、珍しく落ち着かない映画鑑賞だ。それにアクションシーンが続くと疲れる。

ところで、映画の内容の方だが、「運命のダイヤル」自体は今までのお宝と同様ちょっといかがわしいし、敵との駆け引き、相棒たちとのやりとりも今まで通り楽しめる。最後はSFXで壮大な世界へと観客を導いてくれる。そして、最後の最後にはインディー・ジョーンズファンにはお馴染みのやりとりもオマケしてくれる。だけどロマンスの要素がほぼ無いのは、インディーの歳のせいなのか、はたまたディズニーだからなのだろうか?

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