恋愛体質
わたしはどうにも恋愛体質らしい。
恋愛をしていると頭の中はそれでいっぱいになる。
相手が何を考えているのか、自分のことを好いてくれているのか、相手の感情を読みとろうと考えを巡らせる。
こういう体質だと自分の中で恋愛が安定しているときはハッピーな気持ちだけで満たされるので特に何の問題もない。
ただ、相手の感情の中にゆらぎを感じると瞬く間に不安が襲いかかることとなる。
この体質と向き合うために、ネットや本などを漁るとだいたい想定していることが書かれている。
その中で私がどうしようもなく刺さる言葉は「自分に自信をもつ」ということだ。
そもそも自分に自信があるのなら、相手の気持ちに依存することはない。なんなら相手から嫌われたらセンスがないとつき返せる。
自分を好きになってくれる人なんて滅多にいない。
自分には好かれる要素がない。
そう思ってしまうから依存するのだ。
「自分に自信をもつ」ために外見を磨いたり、趣味をみつけたりするとよいとよく言われるが、結局そういったことに取り組んでいるときも目的が「他人に好かれること」にいつのまにか変化していくのが決まりになっている。
感情の変化はもちろん存在するもので、なんだかすごく自分が好きで無敵と感じるときもある。ただこの感情が長続きすることはほぼないのだ。
他人に相談したとで返ってくる言葉が自分の想像の域を越えることはなく、、、自分の感情を無味に伝えたことに何ともいえないモヤモヤした気持ちを抱えることとなる。
依存しないで生きていくことの難しさだけがのこる。
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