スウ・ドン剣法免許皆伝52打たせてみる練のススメ

まず始めに前回のビジネス原理の所で一言足りなかった気がするので付け足しておきます。相手のニーズ、面を打ちたいという要望欲望に気付いたら、それを利用してこちらの利益こちらの勝ちにつなげるのだという事です。
さて、今回は「打たせてみる練」というタイトルで考えてみたいと思う。地稽古の中で「打とう打とう」と「打つ練」ばかりしていると、逆に打たれてしまう。あるいは、「打たれたくない」と思って練習していると、ムダに反応して、そこを打たれてしまう。「打たせてみる練」に取り組んでみよう。「打たれてみる練」ではないのだが、案外、打たせて打たれてみる事も大きな収穫がある。「ああ打たれてしまった」ではない、「打たせて打たれた」だ。地稽古だからいいではないか。打たせて打たれてみると、相手の技量が分かるものなんだ。そうすると次からは、打たせて打たれない、打たせて打たせない事へもつなげていきやすい。基本の面打ちの練習の際、あ