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寒さに強いのはどっち?

またまた、インプット投稿です。
今回はベルクマンの法則というものを紹介します。

 寒さに強い人いますよね。人の場合はほとんど慣れなどが多いと思いますが、着る服である程度調整できます。では動物たちはどうやって対応しているでしょう。毛や血液循環の仕組みもありますが、体の大きさでも対応しやすさがあるようです。それがベルクマンの法則です。

 ベルクマンの法則とは簡単に、体の大きい方が寒さに強く暑さに弱くなるというものです。人でも体格のいい人がやたらと寒がっていたり、体の小さい人はさむがりな傾向があるのはその為だと思われているそうです。
 なぜ体の大きさで影響があるかというと、表面積と体積の関係です。もし180cmの人と150cmの人がいたとします。背の大きさは1.2倍です。しかし表面積は1.2の2条、体積は1.2の3条なのです。
 ここまでくれば、皆さんおわかりでしょうが180cmの人と150cmの人で表面積は1.44倍なのに対し体積は1.728倍とかなり差が出てきます。表面積に対し体積が多ければ熱を保ちやすくなるので、寒さに強くなります。逆に熱を逃がしにくいので、暑さに弱くなる傾向があります。

 いががでしたか?ちゃんと考えればわかりそうな気がしますが、気にしてないとなんでだろうと言うことでした。


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