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お散歩のお供にコンデジ

今年の夏は暑かった。そして長かった。10月1日でも最低気温21.6度、最高気温26.3度、湿度も最高時に90%と、蒸し暑さが抜けない気候だった。ところがここ数日であっという間に季節は進み、薄手のコートとストールが手放せない。近所では紅葉もまだなのに、既に晩秋の空気感だ。

しかし、暑さが苦手な私にとっては、待ち望んでいた季節の到来である。日課となっている朝の散歩も、周囲の景色を楽しむ余裕が生まれ、最近はCANON PowerShot G7 X Mark III をお供に連れ出している。

「撮ろう」という気持ちを持って歩いていると、毎日同じ道であっても、日々見え方が変わる。特にここ最近は、夏から秋になって明らかに変わった太陽光線を捉えるのが楽しい。

真夏は高い太陽からの強い日差しにさらされて、影がカリッとしている。ビルや街路樹のコントラストも強く、色も濃く感じる。対して、秋を迎えた昨今は、柔らかくなった日差しと低くなった太陽が作る長い影が、境界を少し曖昧にしているようにも見える。

夏のカッチリした色味も素敵だが、私は秋のこの優しい雰囲気が大好きだ。

朝日で歩道に大きく描かれた街路樹の影。真夏にはない光景
道路標識の影が木に重なっているのが面白い
影ではないが、室内灯がガラスに反射して枝にぶらさがってるみたいで面白い

別にiPhone14Proでも撮れる絵なんじゃない?と言われたら、そうかもしれない。けど、iPhone14Proは、どんな条件でもクリアな絵を吐き出してくれるのが良いと思っている。そして、時間も場所も記録してくれるから旅行用カメラとして最適だと思っている。カメラというよりツールかな。

街角スナップしか撮らないのに、なんでカメラにこだわるのかなって自分でも謎なのだけど、でも、やっぱり、カメラを持たないと、違う景色は見えてこない。

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