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DUNE2

 1も観に行ったので、2も行ってきました。1はなかなか長い映画だったけれど、アートワークがとても綺麗だったので劇場で観てよかったな、と。2もきっと大画面で観た方が良さそうと思い、行ってきました。しかもIMAXで。

 こちらはSF大作映画です。出演者もかなり豪華で、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤがメインキャラクターで、若手スターが揃っている。脇に出てくるのも、レア・セドゥー、シャーロット・ランプリング、クリストファー・ウォーケン、レベッカ・ファーガソンなどなど、豪華。洋画の大作はこうでないと、と思う。
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督というのは少し変化球だけれど、「メッセージ」も良かったので、期待して、やはり良かった。1は少し長く感じたのだけど、2はそうは思わず。

 スターウォーズの原型的な作品かな、という感じで、ストーリーも大きなどんでん返しや、複雑な伏線回収といったものも無く(と私は思ったのですが)、わかりやすく、かつ、よくある話ではある。舞台となる場所や、文化、慣習、衣装などで、DUNE固有に魅力的に描かれている。同じようなストーリーでも、様々な描き方があり、それぞれに魅力的なのだな、と。

 ティモシー・シャラメモも覚醒する前と後の雰囲気が全然違っていて、演技が良かった。レベッカ・ファーガソン演じる母も迫力がなかなか。素敵な俳優さんだ。
 シルエットの美しさみたいなものもこの映画でよくみられたような気がする。ティモシー・シャラメのシルエットをみて、友人は竹宮恵子的な感じ!と言っていた。確かに。

 久しぶりにいわゆる洋画の大作を観た気がして、楽しかった。アート系の色々考えるような映画も好きなのだけれど、こういう分かりやすいお金のかかった映画も好きだ。単純に楽しむことができる。楽しい。後味も悪くないし。

 IMAXで観るのにふさわしい作品だと思うのだけれど、個人的にはIMAXはちょっと疲れるので、2時間46分は結構疲れました。大画面で観ることがおすすめではあるけれど、必ずしもIMAXでなくても良いかも、と思う。

 DUNEは2作で終わると思っていたけど、まだ続くような雰囲気で終わった。まだ続くのか。次はいつ来るのか気になる。また興収次第で決まるのかな。

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