「君たちはどう生きるか」
話題のジブリの新作「君たちはどう生きるか」を観てきた。全く事前知識なし。
岩波の「君たちはどう生きるか」も全く読まず、観た友達たちも一様に口をつぐみ、観たら話そう、としか言わないので、本当に情報もなく観た。
なかなかなんの情報もなく観るというのは、これだけ情報の溢れるなかで珍しい体験で、ワクワクするような、少し不安なような気持ち。
脳からするとある程度予測できることの方が楽に過ごせるのだろうか、と思うほど、ちょっとざわざわした。
さて、実際に観てみて、何もいえないというか、先に観た人たちに則って、私もストーリーやら解釈やらを書いてしまうのはもう少し後にしようかな、と思う。
結局何も分からないじゃん、とがっかりするかもしれませんが、観るまでのざわざわ含めて、この映画の楽しみなのかな、と思った次第です。
個人的には、こ、これはなんのメタファーなのか、とか考え始めて、えー、分からない、とか少し混乱してしまいました。(だから何も書けないというのもあるのですが。)
なぜこの時代のお話にしたのかな、とか。色々考えるとキリがないのですが。
少し時間をかけて色々と整理していきたいと思います。
予定調和に安心する気持ちって結構あるのだなー、と思い。私はどうしても展開が、こうなるだろうなーと予測しながら観るタイプなので、今回は展開が本当によく分からなくてみながら少し混乱したというか。
純粋に楽しめよ、自分、と思ったり。考えるな、感じろ、の感覚を自分は思い出した方がいいな。年を経るにつれて臆病になるのはこういうことも含まれるのかな、と。
私が考えすぎただけで、決してストーリー自体は難しいものではなく、観ていてすんなり頭に入ってくるものでした。
私にとって久しぶりの劇場での映画で、なかなか映画館に足を運ぶことも忘れていたくらいだったので、また映画館に来れてよかったな、と思う。また、来れるときは映画館に来よう。
感想にもならないひとりごとみたいなものを書き連ねてしまった。
近いうちにすでに観た友達と色々話してみようと思う。
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