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否定せず、お互いに助け合う風土が600の最大の魅力だと思う ~600ではたらく人 #1 ガンバト・テルムーンさん~

無人コンビニ「600」メンバーのリアルな声をご紹介する「600ではたらく人」。第1回は、Assembly(組み立て)をメインに担当しているガンバト・ テルムーンさんに、仕事内容や600の魅力についてインタビューしました!

「ITで未来を変える」サービスに携わりたくて入社を即決!

――600に入社したきっかけを教えてください。

これまでには、通信キャリアで携帯電話の代理店営業、web制作の会社でディレクターとして働いてきました。その中でITで未来を変える、ワクワクするようなサービスに携わりたい気持ちが強まってきたんですね。それで転職先を探していたところ、Wantedlyで600の存在を知って「僕がやりたいことを実現できるのはここだ!」と応募。ベンチャー企業で1から会社を立ち上げるステップにチャレンジしてみたかったこともあり、2018年3月にジョインしました。

――「週休3日制」が話題になっていますが、その点も魅力でしたか?

くぼけーさん(代表の久保)との面接で採用されたんですが、条件面は二の次だと考えていたので、詳しく聞く前に内定をいただいたらここに入社しようと決めていたんです。だから「週休3日」なんて全く知らなくて!ベンチャーは長時間労働が当たり前だと思っていたので、入社直前の顔合わせで「週4日勤務です」と聞いて衝撃を受けました。「棚からぼたもち」という感じでした(笑)。

――現在の業務を教えてください。

当社は多くの社員が複数の役割を兼務している形。私の場合は、「Assembly(組み立て)」の業務をメインに、「Planet(在庫管理・商品補充など倉庫・物流)」「EX(Employee Experience = 従業員の体験価値の最大化)」の業務にも関わっています。

600が提供する無人コンビニの筐体(きょうたい)は簡単にいうと「決済機能のついた冷蔵庫」。その筐体組み立てに関連する業務全般が、僕がメインで担当する「Assembly」です。既存の筐体組み立てに必要な部品の調達や管理と共に、次期モデルに向けた部品選定も、エンジニアと相談しながら進めています。また、例えば設置先で「新モデルでは筐体が大きすぎて今までと同じスペースに置けないが、どうすればいいか?」というような運用の問題にも対処しています。

創業当初は、メンバーが自ら冷蔵庫の組み立てまで行っていたのですが、需要が伸びてきたので、現在は外部の会社に協力を仰いでいます。その外注先の選定や、マニュアル整備も僕の仕事です。

もうひとつの役割、「Planet」では、既に無人コンビニを設置しているお客様の商品補充に関するサポートを担当しています。これら2つの役割に加え、社内環境・従業員満足度の向上を担う「EX」にも携わっています。

普段はAssemblyの業務で倉庫にいることが多いのですが、リモートで「Planet」や「EX」のミーティングにも参加するなど、工夫して取り組んでいます。

意見を否定せず、思いを持って行動する人を応援してくれる場所

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――600で働いていて、どんなところが面白いですか?

サービス自体が未来的で面白いのはもちろん、部品調達や仕組みづくりなど、以前からずっとやりたかったことを自由にやらせてもらえているので、本当に楽しいですね。600でようやく、目指してきた仕事にたどり着けたという気持ちです。

僕はもともと海外に行くのが好きで、仕事の上でも世界と関わりを持ちたいという思いがあったのですが、先日、人生初めての海外出張で中国へ行くことができました。中国の無人コンビニの現状視察や展示会での最新技術リサーチなどを通じて、日本とは違った雰囲気を味わうことができて最高に楽しかったです!

――大変だった仕事もあるのでは?

これまでの業務で大変だったのは、以前の組み立て拠点があった平和島の倉庫での仕事ですね。600の拠点がある渋谷から、平和島までの移動距離がはんぱなくて、行き帰りだけで大仕事。何より倉庫はコンクリート打ちっぱなしで冷暖房もないので、夏は溶けそうなくらい暑くて。あれは物理的にキツかったです(笑)。

相手への思いやりや優先順位の付け方。入社してから変化した意識

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――入社してよかったと思うことは?

くぼけーさんがメンバーひとりひとりをしっかり見ていて、それぞれの個性に合わせた得意分野で仕事ができるように考えてくれるのが嬉しいですね。僕は束縛されるとやる気をなくすタイプなんですが、ここではやりたいことを自由にさせてもらった上で、成果を出す方法を考えられるのでとても働きやすいです。

当社には創業以来大切にしている考え方があります。それが「愛」「誠実さ」「責任感」「柔軟性」「局面を変える力」「仲間を助ける利他性」という「6つのバリュー」。メンバーがそれぞれ、この価値観を大切にしているので、他者を否定せず、お互いのために助け合うことが、風土として根付いています。だから全員が萎縮せず意見を出せるんです。「どうやったらできるだろう」と一緒に考えて創り上げていく建設的な話し合いが自然とできています。

また、いつも皆さんが助けてくれるので、自分もみんなを助けたいと自然に思うようになりました。「これはメンバーのためになっているのか」「自分は今、どんな手助けならできるか」といつも考えるように心がけています。

――働き方として、週休3日になったことでの変化はありましたか?
  
勤務時間は短くなりましたが、業務はたくさんあるので、時間内に仕事を終わらせるため、集中して仕事をするようになりました。勤務時間中は脳みそをフル稼働するので、入社したばかりの頃には疲れて寝ていたら休日が終わることも(笑)。

でも、今では業務を詰め込むのではなく、優先順位をつけることができるようになり、余裕ができてきました。会社としても、無駄なミーティングはせず、業務ごとに意思決定者と承認者を明確にしてすぐ判断ができる仕組みもあるので、慣れればどんどん仕事を効率的に進められるようになりますし。最近の休日は部屋の断捨離をしたり、海外旅行の計画を立てたり。今後はもっと読書や勉強の時間を作りたいです。 

目指すは未来的冷蔵庫!600の筐体をもっと便利でもっと素敵に

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――これからの目標を教えてください。

現在のホワイトな労働環境、オープンであたたかい雰囲気を保ちながら、組織を大きくしていくのに協力していきたいですね。自分自身の目標は、600の筐体をさらに魅力的にすることです。もっと「未来的な冷蔵庫」を作りたいと考えていて、いろいろとビジョンを思い描いています。エンジニアチームと連携しながら、今よりももっと便利で、素敵なものを作りたいですね。

また、現在はまだ組み立てを人力に頼っている部分が大きいですが、これからビジネス規模が大きくなるにつれ、機械生産の必要も出てくると思います。そのための仕組みづくりも進めたいです。

――ビジョンを持って、仕事を楽しんでいる様子が伝わってきました!

はい!仕事は「楽」なことばかりではないですが、お互いに尊重しあえるメンバーと助け合いながら、心から望んでいた仕事ができているので、毎日とても楽しいです。600にジョインして1年半が経ちますが、この会社に入ってよかったなあと、今改めて感じています。

written by CASTER BIZ recruiting

<Employee Experience担当執行役員/阿部愛さん からのありがとう>
テルムーンさんは、いつも目の前に困っている人がいると、さっと率先して助けてくれる、とてもやさしくて利他性の高い方です。
また、その場にいると、みんなの空気を和らげてくれて、その場にいなくても話題になる愛されキャラでもあります。
そして、時々突拍子も無いアイデアを実行して局面を変える力も持っていて、そんなアイディアの源泉であるテルムーンさんの止まらないおしゃべりに対応できなかった時、私は決まって「阿部、余裕がないぞ」と思います(笑)そんな心のバロメーターとしても機能してくださるテルムーンさんに、いつも感謝しています。

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