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接触確認アプリで通知来たのでPCR検査を受けた話

接触確認アプリを入れていたら通知を受けて、スムーズにPCR検査を受けることが出来たのでそのログを公表します。接触確認アプリのiOS特有バグの確認から、陽性通知が来るとPCR検査無料との話があるけれど本当なの?とか、保健所・病院・検査スポットでの対応などなど。

9月3日午前2時頃(なんで夜中なのとか言わないで)。

接触確認アプリリリース日にアプリをダウンロードしてから73日目。通知センターに接触可能性を知らせる通知が出現。

iOS の画像①

正確には、ポップアップで何かが来たのに一瞬だったので見落としてしまい、通知センターを確認したところ上記通知が表示されていた。火曜日(9月1日)の朝になっているけれど、後に出てくる接触キーのタイムスタンプは9月3日になっているから謎。

折しも、数日前から夜だけ37度前後まで体温が上がるのと、平熱がいつもよりも高い(35度台後半→36度台後半)日が続いていたり(軽度熱中症かな?と思ってた)、若干喉が痛かったり(夜もエアコンつけているからかな?と思ってた)ので、気持ち焦りながら、接触確認アプリを開くも、「陽性者との接触は確認されませんでした」との表示。

iOS の画像②

???

接触1件と書いてあるのに陽性者との接触は無し?ほんと?と思いtwitterで検索(すぐにtwitterで検索しちゃうツイ廃)。

すると、iOS特有のバグがあるらしいとの記事及びCOCOA有志GitHubを発見。#OPENCACAO #COCOAボランティアデバッグ

めちゃくちゃありがたいなと思いつつ、指示通りに照合結果ファイル(接触チェックファイル)詳細に「一致したキーの数」があるかを確認。細かくファイル分かれているのをひとつひとつチェック。

iOS の画像③

あるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キー一致してるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これはアプリがバグ起こしているけれど接触ありということだな、と判断して、続いていつの接触なのかを割り出す。本当に有志の方々ありがたい。。。。

iOS の画像④

8月24日は、事務所に出所して夜は喫茶店に立ち寄って作業したことをカメラロールとか諸々のログから思い出す(Google Mapのアクティビティログオンにしておけばよかったなーと思ったので、判明してからはGoogle Mapでログ取ってます。悪いことできなくなりました)。夜に行った喫茶店が有力かなあ、、、と思ったり。

翌日は週に1回の事務所出所予定だったので在宅勤務への切り替え希望、上記日付計算を参考に、8月24日以降、9月3日までに事務所へ出所した日と対面で長時間MTGした人の割り出し(幸いクライアントとはオンラインMTGに切り替えていたので接触無しで一安心。)、事務所パートナーに連絡。当然、在宅勤務に切り替え。

同時に、厚労省のQA27を参考に、接触確認アプリサポートセンターにメールで上記事象&OS・アプリのバージョンを添えて問合せメール送付。

iOS の画像

↑後からスクリーンショットを撮っているので日付の表示が「昨日」になっていますが、9月3日夜中の3:05に送ってます

メール送信直後に自動応答メール(管理番号が付与されていますが一応画像加工してます)。

InkediOS の画像 (1)_LI


9月3日日中。

ドキドキしながら返信待ちますが応答なし。まあ、たくさん問合せ来てるだろうし1日くらいはかかるかなあと思ったり。その間に自分が住んでいる新宿区のコロナ検査体制ってコロナ検査スポットなるものがあったような気がするなーと、今の行政の体制を確認。

スポットの運営は7月末で終了していて、医療機関から検査センターへの紹介・予約で検査を受けられるようだ。

アプリ問い合わせの結果、陽性者との接触無しとの判定になっても不安だから自費でPCR検査って受けられるのかなあと検索。新宿区の病院含めて、自費でのPCR検査は大体平均3万円くらい、病院によっては即日検査結果通知もあることを確認。一時期、PCR検査受けられないとかで騒がれていたけど、もう結構受けられるようになってるんだなーと思う。自費のところは症状あると検査が受けられないところ、及び海外渡航用の証明書発行がセットになっているものが多かった。

加えて、かかりつけ医ではないけれども、何回かかかったことのある内科は今発熱患者を受け入れているのかを検索して確認。いずれも受付不可になってる。アプリで陽性接触と言われたら保健所に病院紹介してもらうしかないなーと判断。

ついでに本当に陽性になったら新宿区は見舞金が出るはずだからどんな手続きなのか確認。陽性発症したら、保健所から1か月半後くらいにお手紙が届いて入金らしい。ホストが見舞金目的とか言われてたけど、1か月半後じゃ遅すぎるし、見舞金目的とかありえないんでは・・・?と思ったりした。

9月4日 15:55 陽性者との接触があった可能性がございます

返信到着。
返答メールの転載は全部・一部問わず遠慮くださいとの記載があったので、概要だけ書きます。

・接触チェックの記録内で一致したキーの数が1以上であるにも関わらず、アプリ上の表示が「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される事象に関して現在調査中。
・一致したキーの数が1以上の場合、陽性者との接触があった可能性がある。
・接触チェックの記録に表示されるタイムスタンプは端末がキー情報をチェックした日時なので、陽性者との接触があった日時では無い。
・陽性者との接触日はアプリの仕様上案内出来無い。

上記に加えて、症状・接触可能性がある場合には、①帰国者・接触者相談センターに相談、もしくは②接触通知者専用窓口のコールセンター(番号記載アリ)に連絡してほしいとのこと。

一応軽度だけど症状があるので、①帰国者・接触者相談センターに電話してみる(余談ですが、最寄りの保健センターでもいいのかな、と思って掛けたらすぐにつながり、上記の帰国者・接触者相談センターの電話番号を教えてくれました)。

ワンコールくらいで普通に繋がる。めっちゃ優しい感じの丁寧な対応。接触確認アプリで通知があったこと、軽度だけれども熱が夜は上がることを伝えると、以後の流れとして以下の説明。

・かかりつけ医が無い場合、対応している最寄りの医療機関を紹介する。
・当該医療機関でPCR検査を直ちに受けられるわけではなく、診療の結果医師が必要と判断したら紹介状が発行される。
・紹介状をもって検査センターでPCR検査を受けることになる。
・接触確認アプリの通知もあるのでPCR検査自体は無料。病院に支払う紹介状・初診料はかかる。
・紹介した医療機関にはまず電話連絡をして受診方法を確認して欲しい。

自宅の住所を伝えて、最寄りの紹介状対応を行っている医療機関を紹介してもらう(自宅近く1件と、同院で対応が難しかった場合の予備でちょっと離れたもう1件)。

保健所とか相談センターは電話つながらないと聞いていたけど、すぐに繋がったし、以前聞いていいた状況よりは役割分担などがしっかりと整っているんだなあという印象。

対応している病院に連絡。流れについて以下の通りの案内。

・このまま電話で医師が診察を行い、必要があると判断すれば検査センターへの紹介を行う。
・検査センターが空いている時間は、月曜日~金曜日、午前中が9時~11時半、午後が1時半~4時まで。
・金曜日の4時を過ぎているので、月曜日の朝に連絡して早ければ月曜日の午後に予約が取れる。
・予約が取れたら連絡し、紹介状の交付方法と精算方法について案内する。
・金曜日の夕方なので、急いで結果を知りたい場合には、自費で検査を受けてもらう方が早い。

事務所にも相談して、急ぐほど感染可能性が高いものでもないこと、接触している人が少ないこと、いずれにせよ自宅待機で仕事継続可能なので、検査センターでの検査を選択。
看護師(医療事務?)から保険証の情報等の確認、医師の電話診療は、新宿区検査センター予診票の内容と診療情報提供証の医師確認事項とほぼ同一のQA。

(余談ですが、電話だけでの遠隔診療っていいんだっけ?と思ってガイドラインと通知確認しました)
その日のうちに、以後2~3週間のオフラインの予定は全てリスケをお願いする。陰性でも、偽陰性もあるしいずれにせよ暫く引きこもるしかないなという判断。そして、万が一陽性だった場合に濃厚接触者になる可能性がある人にも連絡。皆さん優しくて本当にありがたかった、、、友人皆優しくて好きです、、、、
土日は一切でかけずに、月曜日の電話連絡を待つ。

9月7日 PCR検査

月曜日の朝一、病院から午後の枠で予約を取れた連絡を貰う。予診票・健康情報提供書の受取方法と検査については以下の案内。

・病院がマンションに入っているので宅配ボックスに予診票・健康情報提供書を置く。宅配ボックスの番号を教えるので指定時間以降に受取り。
・診察料は指定の口座へ振込み。
・受け取った書類をもって、指定の時間に検査センターへ。
・公共交通機関は使わずに、徒歩で行くこと。マスク着用必須。
・持ち物は、予約表・紹介状と保険証。

本当に病院内には1歩も立ち入らずに書類の受取りから支払いまで完了させる方法を取っていて、徹底しているなーという感想。銀行のアプリを使って振込みも完了。

予診票・健康情報提供 書を受け取った足で検査センターへ。私が指定された検査センターは新宿第二分庁舎。

iOS の画像 (8)

ゴールデン街側の入口の警備員さんに検査ですか?と声をかけられて、そのまま案内。

中は完全防護服の医療事務&看護師&医師の方かな、という感じ。
まずは、予約枠一覧表で氏名の確認。30分区切りで一枠辺り5~6名くらい実施してるっぽい一覧表だったので、一日辺り50~60名くらいは対応してそうな感じ。検体入れる筒を手渡される。
続いて、医師による非接触体温測定+酸素濃度測定(ジェルネイル剥がしていてよかった・・・)、症状等の簡単な問診。問診票渡される。
そのまま、看護師さんによるPCR検査実施へ。荷物等を置く籠類は一切なしなので荷物は抱えるように指示あり。看護師さんに検体を入れる筒を渡して氏名確認。問診票は自分で所定の籠に裏返しで入れる。
鼻奥の拭い液だったのでインフルの時と同じように奥まで突っ込まれるやつ。痛い。でもインフルの時は熱で朦朧としていて辛いからそれに比べるとそこまで辛くは無い気もする。
採取終わったらそのまま出口で帰宅。
健診結果については、陽性であれば3日以内に電話で通知、陽性・陰性いずれであっても1週間後には自宅に郵送で結果通知。
検査結果が出るまでは、しばらく自宅待機すること、症状が急に悪化した場合には病院での遠隔診療・救急車を呼ぶことなどの説明があり、同内容の紙を渡される。

iOS の画像 (9)

検査自体は10分もかからずに終了、検査を受けた人が触れる物を極力少なくするのに注力されてた印象で、皆さん感じ良くて気持ちがかなり助かった。
建物近くに、同じ案内状を持っている若い方が多かったので、新宿区は街柄もあって検査受けている方は若い層が多いのかなーなんて思ったり。

9月7日~10日
病院から連絡なし。
陰性だったということだろうなと思いつつ検査結果紙でもらうまではちょっと不安。
クライアントとはオンライン会議で対応していただいて自宅で仕事。自宅でできる仕事で本当に良かった・・・

9月11日夕方
ポストに検査結果到着。
想定していたよりも早い!
陰性結果通知。一安心。
濃厚接触疑惑の有った方に先にご連絡。
(ちょっと不安が残るので、外に出る機会は減らそうと9月中の予定はリスケのままにさせて頂いたりして、本当にありがたい限り・・・)


総評的な感想
・PCR検査受診自体の迅速性
PCR検査自体は、平日限定とはいえ、申し込んで翌営業日には受けることが出来ているので、とっても迅速。PCR検査受けられない、なんて事態は順調に解消されているのだなと思った。
・結果通知までの期間
検査結果の通知までに少なくとも3日はかかること、3日たっても確定の検査結果用紙が届くまでに1週間ほどかかるのは、ちょっと不安な日を過ごす期間が長いなーという感想。私は症状軽い&自宅で仕事ができるので、結果通知までに時間がかかっても大丈夫でしたが、現地に行かないとできない仕事をされている方には辛い期間かと思います。
もっと症状重い人は振り分けて迅速検査できるようにしていたりするのかなーとか、陽性だったら動き早く電話が来ていたのかなとも思ってます。
もっとも、自費で3万出せば(今はもっと安価にすることも議論されているようですし)即日検査を受けることのできるクリニックも多いし、PCR検査無償実施を選んだ以上は、飲むべきところかな。
・医療費
結果、私が支払ったのは、紹介状を各病院への支払1320円+振込手数料のみ。PCR検査まで受けることが出来てこの金額はどう考えても安い。最高。
・アプリの通知タイミング
これがもう少し早ければいいのになーというのが率直な感想。
バグは仕方ないにしても、
感染発覚→番号交付→登録→接触通知
までに1週間以上かかっているパターンが多そう。
そうすると、本当に自分が感染者の場合、1週間は人と会って話して、接触もしているので他の方に移してしまっているかもしれないので、アプリ通知をされてから対応しても後手後手かもしれないなという感想。
ただ、そもそもCOVID-19の性質として無症状感染者が多いことからすると、やはり日ごろから自分がかかってるかも想定の中で、マスク&手洗いしかないのは変わりがないのかもしれない。

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