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『王様戦隊キングオージャー ラクレス王の秘密』 第2話 感想


概要

動画公開日:2023年6月4日(日曜日)

脚本:川滿 佐和子
監督:茶谷 和行
アクション監督:渡辺 淳 (ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)

『王様戦隊キングオージャー』番組公式サイト リンク

『ラクレス王の秘密』 第2話 YouTubeリンク

感想

強い+強か=最強

 YouTubeでのスピンオフだからか、本編以上にラクレスの計略家な面が際立っています「自首したことによる国王不在」という状況下で敵(バグナラク)はもちろん、味方(リタ様)がどう動くかさえ計算づく。それでいて自身の腹の内は読ませない。恐ろしい男です、ラクレス王。
 恐ろしいのは策略家としてだけではなく、戦士としても同様。キングオージャーゼロ、めちゃくちゃ強いですね。相手がサナギム(いわゆる"雑魚戦闘員")1体とはいえ、遠隔操作(さらに言えば、これが初陣)で無双です。おまけに黒ずくめかつ(そもそも遠隔操作だから)喋らないというのもあって、重厚さが半端ない。まさにラクレスのための戦力です。

 そして、新たな謎も出てきましたね。
 一つは「ペダリアの死体と謎の液体」。液体の成分は人間のものでもバグナラクのものでもない。さらにラクレスはそのことを知っていた様子。『キングオージャー』本編でも、人類とバグナラク以外に知的生命体と呼べる生き物は登場していません。憶測ですが、彼女も(本編に登場したジェラミー・ブラシエリ同様)「人間とバグナラクの間に生まれた存在」なのでしょうか。
 もう一つは「シデジームの言動」。最初にカメジムとコント会話していた時はアホ丸出しおバカな感じだったのに、シュゴッダム城の壁画を前にした時には、言葉遣いはもちろん立居振舞いも知性溢れるものでした。前者は復活したてだから意識がおぼつかないだけ…という可能性もありますが、カメジムの前では虫なのに猫を被っていて、腹に一物(例えば「地帝国バグナラク転覆」)抱えていたりするかなと予想しています。
 これらの真相と、ラクレスが後に"最悪の王"と呼ばれることの間にはどのような関係があるのでしょうか…?

 重ね重ね、これが無料かつ会員登録なしで見られるなんてことがあっていいんですか…?

 (1分23秒から3分00秒まで)ここちょっとおかしなことになっていますね。BGMも大山版ドラえもんみたいなことになっているし。

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