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『今日からヒットマン』 第1話「家族のために撃てるのか!?」 感想


概要

放送局:テレビ朝日系列
放送日時:2023年10月27日(金曜日) 23時15分~24時15分

原作:むとう ひろし『今日からヒットマン』(日本文芸社)

脚本:オークラ
監督:木村 ひさし
音楽:井筒 昭雄
主題歌:King & Prince「MAGIC WORD」
ゼネラルプロデューサー:大江 達樹 (テレビ朝日)
プロデューサー:残間 理央 (テレビ朝日)、神通 勉 (MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ

番組公式サイト リンク

感想

\パァン!/ 展開が速い

 疾風怒濤の第1話でした。

 休日なのに後輩・山本照久(演:深澤辰哉(SnowMan))の尻拭いをさせられるわ、その途中に殺し屋の仕事現場に遭遇するわ、挙句殺し屋から勝手に引き継ぎをさせられるわ。稲葉十吉(演:相葉雅紀(嵐))にとっては散々な一日です。この1日だけでも十分すぎるほど嫌です…が、何が一番嫌かといえば「この地獄が今日限りじゃないこと」でしょう。
 平々凡々ながらも平和で幸せな生活を送っていた十吉。それが文字通り「道一つ選び間違えた」だけで殺伐とした世界へ放り込まれてしまうのですから。『世にも奇妙な物語』の不条理系エピソードも苦笑いするくらいの急転直下です。

 とはいえ、戦々恐々としながらも任務をこなした十吉の姿にはなにか「殺し屋の才能」のようなものを感じずにはいられませんでした。多勢に無勢の中、「一度聞いた名前は必ず記憶する」などの「営業スキル」やハッタリを駆使して敵を動揺させ互いが互いを疑う状況(=単純な「一対多」よりはこちら側のペースに持ち込みやすい状況)を作る。そしてできた隙を突いてパンツの中に仕込んでいた小型銃で標的を始末。(このシーン、絵面的にチ○チンおっ立てているようにしか見えないんだが…相葉ちゃんもよく引き受けたな(^_^;))
 なんと、圧倒的不利な初陣を制してしまいました。
 サラリーマン人生で培った「営業スキル」によるところも大きいんですが、二丁(演:滝藤賢一)から教わった「殺し屋の極意」をぶっつけ本番にして完璧にこなす。いくら何でもでき過ぎです。才能ありすぎです。
 突拍子もない推測ですが、前世か先祖に著名な殺し屋がいて、その技がDNAに刻み込まれ、今回の件で覚醒しつつある…のでしょうか。

 ただし、先述した通り十吉の殺し屋人生はここからが本番。逃れられぬ宿命にどう立ち向かうのか、そして十吉の「殺し屋の才能」は何故のものなのか。続きが楽しみです。

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