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おばけやしきの大冒険

所要時間:30分
必要なもの:折り紙
難易度:かんたん(どの選択肢を選んでもゴールできる)

概要

おばけやしきを探検し、最後に楽しいエンディングが待っています。選択肢を提示して、子どもたちが自分たちで選ぶことができるようにしてください。

登場キャラクター

  • ふしぎなどうぶつ (子どもたちのキャラクター)

  • おばけやしきの主 (保護者、先生)

  • ナレーション(保護者、先生)

シナリオの流れ

  1. 子どもたちたちがおばけやしきに到着する。

  2. おばけやしきの中に入り、いくつかの部屋を探検する。

  3. おばけやしきの主と出会い、最後のエンディングに向かう。

下準備

  • 赤い折り紙、青い折り紙、緑の折り紙を人数分まとめておく

  • 折り紙で鍵を二種類作る(鍵の形に切り抜くのがシンプルで早いですが、折って作ると雰囲気が出ます)

  • 折り紙でメダルを作る

  • 1種類の鍵を部屋2で示す場所に隠す

  • もう1種類の鍵とメダルは手元に持っておく

さあ冒険のスタートです!

おばけやしきを見つける

ナレーション:
ふしぎなどうぶつたちが森で遊んでいると、ふと目に入ったのは、不思議なおばけやしきでした。

森の中に突如現れたその建物は、古びた外観と怪しげな雰囲気で、みんなはワクワクしてきました。みんなは勇気を出して、おばけやしきに足を踏み入れることに決めました。
(画像を見せる)

森の中のおばけやしき

おばけやしきに入る

ナレーション:
ふしぎなどうぶつたちがおばけやしきに入ると、おばけやしきの主の声が聞こえました。

おばけやしきの主:
「ふふふ、ようこそおばけやしきへ。勇気ある冒険者たちよ。
このおばけやしきには2つの部屋があるのだ。2つの部屋には不思議な力が宿っており、それを試すための試練が用意されている。

さあ、君たちの勇気を試すがいい。全ての部屋を探索し、最後の部屋までたどり着くことができたら、素晴らしいプレゼントが待っているぞ。
だが、気をつけるがいい。このおばけやしきは、かんたんには進ませないようになっている。ふふふ…。」

おばけやしきの中を探検

ナレーション:
みんなは、おばけやしきの中で2つの部屋を探検します。

選択肢を提示する
ナレーション:どっちの部屋に入りますか?
選択肢1:ふしぎなくすりの部屋に進む
選択肢2:ひみつのたからものの部屋に進む
(1つ目の部屋を探検し終えたら2つ目の部屋に進んでください)

部屋1:ふしぎなくすりの部屋

ナレーション:
この部屋は、不思議で鮮やかな色彩が広がるふしぎな薬の部屋です。
壁には様々な大きさや形の瓶が並んでおり、その中には色とりどりの液体が入っています。天井には光る星が浮かんでおり、まるで夜空のような幻想的な雰囲気が漂っています。
部屋の真ん中に置かれたテーブルにはなにやら3つのふしぎな薬が置かれています。どれかの薬を飲むと良いことがありそうです。

ふしぎなくすりの部屋

選択肢を提示する
ナレーション:どの薬を飲みますか?
(赤い折り紙、青い折り紙、緑の折り紙を見せる。それぞれが各色の薬をイメージしています。)

ナレーション:

選択肢A: 赤い薬を飲む
ふしぎなどうぶつたちは、赤い薬を飲むことにしました。飲むと、一時的に力がみなぎり、重いものも軽々と持ち上げられるようになりました。その力を使って、部屋の隅にある大きな宝箱を持ち上げると、おばけやしきの最後の部屋を開ける鍵が見つかりました。(鍵を渡す)

選択肢B: 青い薬を飲む
ふしぎなどうぶつたちは、青い薬を飲むことにしました。飲むと、一時的に身軽になり、素早く動けるようになりました。その身軽さを使って、部屋の中央にある回転する棚からタイミングを合わせておばけやしきの最後の部屋を開ける鍵を取りました。(鍵を渡す)

選択肢C: 緑の薬を飲む
ふしぎなどうぶつたちは、緑の薬を飲むことにしました。飲むと、一時的に植物と話すことができるようになりました。部屋の中にある花に話しかけると、おばけやしきの最後の部屋を開ける鍵が隠れている場所を教えてくれ、鍵を手に入れることができました。(鍵を渡す)

部屋2: ひみつのたからものの部屋

ナレーション:
ひみつのたからものの部屋は、まるで夢の中に迷い込んだかのような世界が広がっています。部屋の中央には、巨大なクリスタルが輝く光を放ち、周囲を幻想的に照らしています。その光に照らされた壁には、金色と銀色の装飾が施され、まばゆい輝きを放っています。

ひみつのたからものの部屋

選択肢を提示する
ナレーション:
部屋の各所には、さまざまな宝物が陳列されており、それぞれが不思議な力を秘めているようです。部屋のどこかに隠された秘密の鍵を探しましょう。
(実際に部屋の中を探します。実際のお部屋に合わせて鍵を置く場所をアレンジしてください。以下は例です。)

ナレーション:

選択肢A: あやしい引き出しを調べる
ふしぎなどうぶつたちは、あやしい引き出しを開けることにします。引き出しの中から、おばけやしきの最後の部屋を開ける鍵を見つけます。

選択肢B: こっそり隠れているぬいぐるみを調べる
ふしぎなどうぶつたちは、部屋の隅にこっそり隠れているぬいぐるみを見つけます。ぬいぐるみの後ろから、おばけやしきの最後の部屋を開ける鍵を見つけました。

選択肢C: 壁に飾ってある写真を調べる
ふしぎなどうぶつたちは、壁に飾ってある写真を見つけます。絵画の裏に、おばけやしきの最後の部屋を開ける鍵が貼り付けられていました。

さいごのへやに向かう

ナレーション:
おばけやしきの最後の部屋へと続く道は、みんなの勇気と冒険心を試すかのようでした。それぞれの部屋で試練に立ち向かい、2つの鍵を手に入れたみんなは、最後の部屋の扉にたどり着きました。

さいごのとびら

ナレーション:
薄暗い廊下の先には、古びた大きな木製の扉がそびえ立っていました。その扉には、2つの異なる形状の鍵穴が刻まれていました。それぞれが持っている鍵を正しい鍵穴に差し込む必要があるのです。

(2つの鍵を出してもらう)

ナレーション:
勇気をだして鍵を鍵穴に差し込みました。すると、静かな音とともに扉がゆっくりと開き始め、その先にあるおばけやしきの最後の部屋が現れました。みんなは不安と期待に胸を膨らませながら、最後の部屋に足を踏み入れることにしました。

最後の部屋

ナレーション:
部屋の中には、幻想的な光が差し込む窓と、美しい宝石で飾られた壁がありました。そして、その部屋の中央には、おばけやしきの主が立っていました。

さいごのへや

ナレーション:
おばけやしきの主は、深い声で話し始めました。

おばけやしきの主:
「おお、冒険者よ。ついに私の部屋までたどり着いたか。君の冒険は素晴らしいものであり、私もその様子を見守っていた。さて、最後の試練を出そう。これに答えられた者に特別なプレゼントを与えよう。この冒険で、君にとって楽しかったことは何かな?」

(実際に子どもに答えてもらう)

ナレーション:
みんなは、冒険の中で経験した楽しい出来事を思い出し、おばけやしきの主に答えました。

ナレーション:
おばけやしきの主は満足そうにうなずき、言いました。

おばけやしきの主:
「よく答えた。君の答えは、私が求めていたものだ。冒険を楽しむ心が大切だということを、君は理解している。さあ、ここに君へのプレゼントがある。これは、この冒険を通じて学んだことを象徴するものだ。受け取り、そして君のこれからの旅に活かしてほしい。」

(メダルを渡す)

ナレーション:
おばけやしきの主は、恐ろしい外見にもかかわらず、ふしぎなどうぶつに敬意を持って接し、素晴らしい冒険を称えました。そして、ふしぎなどうぶつは、おばけやしきの主からもらったプレゼントを大切にし、次の冒険に向かって出発しました。



以下に使用した挿絵をまとめます。この部分だけ子どもに見せたり、ダウンロードして印刷して紙芝居のようにしてもいいと思います。

森の中のおばけやしき
ふしぎなくすりの部屋
ひみつのたからものの部屋
さいごのとびら
さいごのへや


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