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劇場版ストーリー・再び(モブサイコ100Ⅲ)


第10話 2022/12/8

こんばんは、七番です。
今日からついに最終16巻の内容に突入していきますね。あと3話で終わるとは、心持としても、尺的にも思えないのですがどうなんでしょうか?13話あるんでしょうか?100話くらいないでしょうか?
本日も、12/20に上映会、円盤特典の公開、グッズリリース、コラボウェア…情報が、情報が急すぎて忙しいですね!!!
 

おまけ漫画⑩


師匠が師匠たる所以の片鱗をここで見た気がします。
弟子や部下が純粋に自分を信じてくれることに後ろめたさを感じて、いい人間であろうと努力する所に、師匠の人間味を感じます。モブと芹沢の小学生の頃の話も知れてよかったですね。
また、相談内容としても、(おそらく?)以前登場した弁護士と仕事仲間になっていたり、文字数に目が行ってしまう程のしっかりとした内容で子供の相談にのり、対応をしていることからも、師匠の立ち回りのうまさというか、仕事できる人だな、というのが伝わってきました。
大人は勿論、学校以外で子供も安心していけるような、この相談所はいろんな人が救われる場所なのかもしれません。
 


本編


原作既読勢ではあるのですが、アニメで見ると、冒頭の倒れているモブも辛いし、思っていた以上に一方的に、テルがモブにボロボロにされていて胸が痛くなりました。
テルの魅力とか、かっこいいとことかたくさんあったんですが、もう、このテルの痛々しい姿と、あのモブが周りを破壊し続ける光景がしんどすぎて、なかなか見返せません…。
声がつくと、テルのいつも通り話してくれる優しさ、モブに呼び掛ける必死さ、モブの苦しさ…そういったものが余計に伝わってきて苦しいですね。
震える手を自分でつかむテルの、大事な友達・ライバルのために自分を奮い起こす姿に胸を打たれました。もう、ずっとしんどいですね。
そのため、羽鳥・こやま・さくらいの登場、アイキャッチに少し癒されて救われました。
そして!!!予告が!!!律!!!もう!?
このトラウマってサブタイトルも、律の落ち着いた声での予告にも、声を失いました。そういえば律の予告も初めてなんですが、それどころじゃなかったですね。
次回ついに…律が来ますね。今からハンカチ必須です。
 



原作(100話①~⑦)


圧倒的「ラスボスが目覚めたシーン」


アニメでは???%のモノローグ?がなくなっていたのですが、連載当時は、この???%に自我や思考があったのか、と驚いたのを覚えています。このモブが影の塊のような描写をされ、瓦礫の山の中、1ページまるっと使ってたたずみ、歩を進める姿はさながらラスボスの目覚めという迫力で…とてもこわかったです。
特に住宅街で力を爆発させてしまったシーンでの、叫びだらけの世界・壊れた街を背景にこちらへ向かってくる描写は圧倒的なこわさを感じさせました。この恐怖の描写が天才過ぎる。

漫画なのに、映画では???


描写もすごいんですが、ストーリーというか、展開もアツすぎます。敵だった奴が味方になって、主人公を助けるために立ち回る!のはわかるんですが、そこで初対面時の2人の台詞や思考の対比を、逆転させてくるこのニクさ!!その結果のあの姿は、初登場時と同じはずなのに全く違って見える演出がもう大変心に刺さります。
そして、この絶望的な状況下でも折れない、恐怖してしまうけど友達だから止めるために助けるし、圧倒的にモブが強くたってライバルだから君に勝ちたい!という所も両方貫くテルは本当に魅力的でした。
テルが瓦礫の中から人々を助けるシーンのページの使い方が、見やすいのに迫力があってすごいです。カメラワークまで映像で浮かんできます。すごくないですか???
こんなんもう映画じゃん?熱い展開・引き込まれる演出に、漫画なのに映画館で映画を見ているような気持になりました。
 

まとめ


ただの男の子が、ただ好きな子に告白したいだけなのにどうして…。
いろんな人物たちが、モブの性格を知ってか、知らずか、どちらにせよ、モブを止めようと奮闘する展開はクライマックスにふさわしく心が高鳴りますね!
上記でかなり書いてしまったのですが、まさにテル回と呼ぶにふさわしい回でしたね。あんな姿になってもテルがかっこいいです。
こんな中でも、モブにずっと呼びかけ、心の中で泣いてるモブに気づいて、全力で止めようとし、結果モブの心が傷つかないよう助けてくれたテルに、ものすごい成長を感じ、同時に感謝の気持ちでいっぱいです。駆けつけてくれてありがとう。
次回は鈴木、こやま・さくらい、肉改部、そして律…!次回もアツイです!!!


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