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第4話 2022/10/27

こんばんは、七番です。
薄々気づいてはいましたが、全ての面での供給過多で、何も追い付いていません。もうすぐファンブックが発売され、アニメは折り返しの7話を迎える所で、11月も半分を過ぎようとしています。嘘だろう???まだ4話を振り返るところだし、グッズも雑誌も何を予約したのか覚えていないし、配信日以降なかなか見返せないまま息切れしています。これが三期の洗礼…!

・おまけ漫画

本編では調味市民を洗脳している真っ最中で、どれだけモブと共に過ごしても、やはり根本の野望や本質は変わらず、エクボも悪霊のままなのか…?とも思わされる展開となっていますが、霊幻にどれだけかわいがられようと、(エクボの言葉を信じれば)悪霊は悪霊のままで本質は変わらなかったウーちゃんと、霊幻がチラッと言ったように、モブと過ごしたことで“悪”霊ではなくなったエクボの対比がはっきりしていました。

なんなら霊幻を助けるために自らウーちゃんを食べていますし、落ち込む霊幻を突き放すこともせず、されるがままになっていましたもんね。

もう、性質が悪霊ではないとか以前に、性格がもういい奴過ぎるのでは…?

ラストの大ゴマのテンポの良い二人の掛け合いには本当に笑わされました。


・本編


テルの行動力の塊な所、正義感の強さはピカイチでした。かっこいいですね。また、律の表情が豊かになっていたり、エクボや教祖の声の幅の広さがすごかったです。結構終わり辺りは霊幻まで洗脳されて一人きりになったモブの孤独を煽るような、そして静かな怒りを感じるような表現、特殊挿入歌などで原作とは違う演出になってたんですね。律や市民の洗脳が完了すると、わかりやすくするためか、指をピシッと向けてくる演出も増えてました。全体的に「何かがおかしいぞ?」という、不気味な雰囲気が漂っていましたね。

・原作(95・96話)

14巻の帯に…うわああああとなります。「いつも君は、傍にいてくれた。」うああああ。
モブが霊幻の報告聞きながら「…」とずっと考えているのは何なんでしょう?モブの思考が気になります。今後も特にこれについては触れられなかったですね。原
作の霊幻の洗脳は確かに読んだ時もハッとした記憶あって「え、これ洗脳なの…?」ってなりました。アニメだとどうしても光の具合や声のトーン、BGMとか演出でわかっちゃうんですが、原作の、このシームレスに非日常に突っ込むところがすごい…。
読んで気づいたんですが、チューリップ写生するモブ、単行本のおまけでリフティングするモブ、衛星軌道に乗るモブの鼻提灯とか、何となくおまけ漫画⑤にまつわるモチーフが、アニメ4話の原作部分でポツポツ出てたんですね。

・まとめ


この、周りが洗脳されていくうすら怖さが描かれていてゾワゾワしますね。周りが呑まれていく中、テルは別格で、気づいた上で未知の敵に立ち向かって行く強さがさすがでした。
また、律や霊幻のように、モブが信頼を寄せている・相談や協力をしようとする人たちで、視聴者から見ても、絶対にモブを裏切らないであろう人物たちが、モブを(間違ってるとは言いますが)明確に悪だ、とまでは言わないが、サイヘルいいじゃん、となっていくリアルな不気味さがこわかったです。そしてサイヘルの正体はやはり…。
パラレルワールドでもなく、超能力で押し負けたわけでもなく、今回はピンチの時にそばにいてくれたエクボと相対するという、完全にモブ1人が孤立した状況なのが苦しいですね。
それでも立ち向かっていく姿は爪本部でタワーに一人向かう姿に似ていますが、やっぱりエクボの存在は大きかったですね…。


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