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【20180609-10】今週のよかったこと

 梅雨入りすると、洗濯物を思うように干せないことが心のすくなからぬ部分をしめがちで憂鬱です。

 そうじゃないときは何が心のすくなからぬ部分を占めているんだ?というと、ひとつに絞りきれないのですが、そのうちの一つが紙製品です。ざっくりとしたくくりですけど、たとえば一時期からものすごい市民権を持ったカラフルなマスキングテープとか。お年玉入れる以外の用途がぐんと広がったポチ袋とか。便箋とか封筒とかシールとかのことです。

 けっこうみんな好きなんだろうな、紙でできたもののこと。と改めて思ったのは今週『紙博』に行ってきたからです。

今週のよかったこと
・紙博に行ってきた

■紙博に行ってきた。

紙博とはこのイベントのことです。いわく、

時を経て、色褪せてもなお美しく
破れさえも愛おしく感じる
そんな紙の魅力を味わったが最後、もう後戻りはできない
この夏、紙ものたちが咲かす大輪の花を見よ!
昨年4月にその幕を開け、紙マニアの心をくすぐってきた「紙博」。今年はさらにパワーアップして、2カ月連続で開催します! その第一の舞台は、下町情緒あふれる観光地として名高い東京・浅草。会場となる台東館では2つのフロアをたっぷりと使い、90を超える紙のプロフェッショナルがその腕を競い合います。6月のジメジメした天気なんてなんのその。雨模様も吹き飛ばしてしまう盛り上がりで、みなさまを楽しませてくれることでしょう。

とのこと。後戻りができない、の重みにぐうの音もでない。
 友達と連れだって会場に行ってみたら、楽しくてカラフルな入口に迎えられてこんなかわいいチケットを渡されました(入場料が500円でした)。

裏地も凝ってるんですのよこの切符。


 紙がテーマの文化祭みたいだな、と思いました。屋台と言う屋台が全部紙モノみたいな、一部の人たちがもうやたらめったに楽しくなっちゃう文化祭に迷い込んだら最後財布の中身がどんどこ溶けていくので焦りました。東欧の切手、雑誌のきれはし、細工の入ったグリーティングカード、速記用の薄緑色のノート、陽気なご祝儀袋、船舶で使われているパーツが文具の中に紛れている様子なんかがたまらなかった。

「こわい。どうしてこんなに財布の中身が吸われていくんだろう」とこぼしたら、友達が間髪入れずに「(紙ものが)かわいいからだよ」と返してくれたのでたぶんそういうことなんだろうと思います。かわいいもんな、じゃあしょうがねえな。

 特に友達と楽しんだのは50枚入り封筒が500円で売られていたことです。2色セットだったので二人でそれぞれ買って、あとでもんじゃ焼きをつまみながらきゃっきゃきゃっきゃトレードをしました。
 これで、4色50枚の封筒の束を手に入れたということになるので、いろんなひとにめいっぱい手紙を出すことができます。ルンルンである。大人になってこんな小学生女児みたいな遊びをすることができるなんて思いもしなかった。小学生女児は瓶ビール傾けて便箋交換はしないでしょうけれど。(小学生女児二人はこのあと三件くらいはしご酒をした)

行ったところ:
紙博2018
京都でも開催されるんですって。お近くにお寄りの際はぜひ。
http://kamihaku.jp/2018_summer/category/kyoto/
台東区の産業貿易センターはきれいな建物だったなあ。



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