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寄るべなく、じっと待つ

中野ブロードウェイの4Fにあった「中野トナカイ」にお客として、生徒として足繁く通っていたのに、ひょんなことから占いをする側として入店することになったのは、2012年の4月でした。

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「嵐を呼ぶ女」と呼ばれた日
http://tamayura10.blog.fc2.com/blog-entry-423.html

最初にぶつかった関門がこれ。「通りがかりの人にもすぐわかるように、自分のメニューがわかるような看板を作る」という作業でした。

自分がお客の立場のときには、心の中でああでもないこうでもないと、他人の看板をいろいろチェックしていましたが、全て懺悔。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。なにごともみるとやるとは大違い!

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いざ自分のこととしてやってみるとわかります。まるっきりのシロートにはものすごく難しかった。

まずは内容。そしてレイアウト。簡単だと思うでしょう?
簡単だと思う方、ではぜひご自身でもちゃっちゃとやってみてください!

◎ なにがいくらで、何分できるか、はっきり明示した占いメニュー
◎ 通りがかりの人にもわかりやすく目立つように、それっぽい雰囲気、で。

はああーーーー。頑張れば頑張るほど、自分のやってるものが客観視できなくなってきて、ドツボになって、たいへんだったです。今でも毎回うんうん唸りながら頭を抱えています。10年近く経っても、ちっとも進歩しない。

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南阿佐ヶ谷に引っ越してからは、みずまちゆみこ先生がデザインしたおしゃれ看板が、全員共通のフォーマットで支給されるようになって、ものすごく助かりました。

この看板は、そのまんま、いまもわたしが座ってる後ろにかけてあるので、ZOOM鑑定とか配信で見かけたことある人もいらっしゃるでしょう。これね。

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あの頃のなんていうか、看板一枚だして寄るべなくぼんやりと座ってるかんじが、ものすごく懐かしくなります。

特に夜になると、どこの誰かもわからない人がふらっと入ってきて、堰を切ったように話はじめて、それはそれはものすごく切実なんだけど、なんだか夢とうつつの境界線がわけがわからなくなってしまいそうなお話にひたすら耳を傾けたり、久しぶりの方がふらっと会いにきてくれたり、飛び込みの雰囲気できた占い慣れした人が最後に「きょうは実は味見?偵察?に来たんですよ。あなたいいわね。何曜日にいるの?」とか急に尋ねられたり、そうそう。なんか本当にいろんな方々の(顔はぜんぜん覚えられないんだど)エピソードとか、なーんかこう、ときどきこの世ならざるような雰囲気になっったりもする夜の摩訶不思議な雰囲気とかが、夜の看板の写真貼ったらいきなりむわっと思い出されてきて、最初に書こうとしていたテーマはなんだったか全部忘れたので、きょうはここまで。

そうだ。土曜日には、甘夏先生のトナカイ時代の体験談や「あのお店に夜遅くにひとりで座ってるとき」のお話しも伺ってみましょう。

お勤めしながら、ソロ活占い師
「やりたい」を「できる」に

日時:5/15(土) 14:00-15:30
料金:3000円
ZOOMウェビナー配信(当日+アーカイブ配信、またはアーカイブ配信のみからお選びいただけます)

おかげさまで、こちら現在23名様からお申し込みいただいております。めちゃめちゃ嬉しいです。オンライン化していちばん良かったことは、リアル講座では不可能なご遠方の方や、たくさんの人数の方にお届け可能になったことです。これは本当にオンライン様様なのです。

いつもお世話になっている方だけでなく、わたしはたぶん初めまして?の方のお名前もあって、本当に本当に嬉しい限りです。まだまだお待ちしております!アーカイブ配信もございます。みなさまのお申し込み、心よりお待ちしております。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!