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占いの勉強って?

占いの勉強をしたら占い師になるの?

ひとえに「占いの勉強」といっても、いろんな立場の人がいたほうがいいとおもいます。占いの勉強をしたからといって、全員が占い師になる必要もないし、占いの勉強をしたからといって、自動的に誰もがそのまま占い師になるはずもありません。

占いの理論を勉強することと、占いの技術をお客様に提供することとは、自分の中であらかじめ分けておいたほうが心理的な事故(?)は少ないようにおもいます。

勉強なのか、実践なのか

「わたしはお客様を見るつもりはないので、占いの勉強が好き」なのも大いに結構なことですし「お客様とのトークが得意だから、勉強は最小限でOK!どんどん実践したい」方はどんどん現場で磨かれたほうがいいでしょう。

「もっと勉強したら人を占ってみたい」とおっしゃる方も多いですが、結局のところ、現場に出てもずーっと勉強は続きます。

個性が強かったり、魅力的なキャラクターの方なら、大昔に勉強した内容のまま、時代や社会に合わせてバージョンアップされない知識や理解のままでもお客様がどんどんいらっしゃるかもしれません。それはそれで、御の字かと思いますが。

わたしの存じ上げる限り、キャリアの長い実力派の魅力的な先生方はみなさんどこまでも果てしなく研究と研鑽を積んで、どこまでいっても追いつけない凄い存在!です。とてもかないませんが、それでも自分は自分で努力し続けるだけです。

また「お仕事」としてお金の授受が発生するようになると、決して楽しいことばかりでもなくなるでしょう。それで「占いが嫌いになった」というお声も聞くことがあります。

「占いではない、学問だ」とか「私の占いは高尚で崇高なものだ!」というご意見ももちろんあると思いますが、わたし自身は「占いはサービス業の専門職のひとつ」と思っています。わたしがとてもお世話になった先生は「占いはエンターテイメント」とおっしゃっていました。

「お勉強」から「研究」へ

ある程度のレベルまで学んだら、こんどは既存の知識を仕入れる「勉強」だけでなく、自ら疑問を抱き、問いを立て、答えを探してもすぐに答えが出ることのない「研究」のほうが大切なのではないかな?と私は考えています。

そのために実践経験を積むのはとても役立つでしょう。机上の理論では計り知れない生きた人間の摩訶不思議さに出会うには、やはり実際の人と話す経験に勝るものはないでしょう。

これまでも、いっしょに勉強してきた仲間たちと研究会を開催したり、同業の仲間たちと勉強会を開催しています。例えばこんなかんじです。

すでに権威ある存在から「間違いのない絶対的な答えを教えてもらう」のではなく、自分たちで試行錯誤しながら、ああでもないこうでもないと、答えを探していく旅です。これはほんとうにとてもたのしい。

でも、そのためにはまず基本的な知識や動作を身に付けて、たくさんのケースをみて、伝統的な理論と自分なりの考えを合わせて、自分なりのものの見方を身に付けていく修練が必要であるように思います。

あなたもいかがですか?

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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!