占いを喋る、占いを書く(2)
「占いを仕事にする」と言ったとき、人によってイメージする内容や業務はだいぶ異なるのかもしれません。
前回は「占いを喋る」タイプの話でしたが、今回は「占いを書く」タイプの話です。
これはわたし、ぜんぜんわかりません。なので、書くお仕事を希望の人の参考になることは何も言えません。
ライターの超ベテラン!であるばかりか、占いライターとしても長くご活躍の翡翠輝子先生のお話をいろいろ伺う機会はありまして、これがまたどれもエキサイティングで刺激的なお話ばかりです。
翡翠先生は、横浜の中華街で占っていた時期もありますが、現在は占いを書くお仕事と教えるお仕事に絞っていらっしゃいます。
また、今年亡くなられたまついなつき先生は、私が所属していたお店「ウラナイトナカイ」の店長でした。占い原稿をたくさん書きつつ、対面鑑定もバリバリこなされていました。
まつい店長には、なにからなにまで、大事なことからささいなことまで、本当にたくさんのことを教えてもらいました。
わたしは、誰だかわからない不特定多数の人たちに向けて占いの文章を書くのはこのうえない苦手分野です。いつだか「12サイン占いとか書ける技能ってすごい!」とわたしがぼやいていたら、まつい店長に言われました。「あれはね、個人の意識を飛ばして書くんだよ」と。はあああ。。。。すごい。
はい。ということで、どうやったら占いを書くお仕事に就けるのかはわたしにはわかりません。まるっきりお役に立てず恐縮です。
なんにせよ、誰かに占いをするにあたっては「相手にわかりやすい言葉で伝える」技能がとても大切です。どんなにたくさん知識があっても、ひとりで趣味として楽しむだけならともかく「相手に占いを提供する」ためには、占いの知識をインプットするのとはまた違う「占いの専門用語やロジックを日常会話に落とし込んで相手に合わせて伝える」技術が必要です。
喋るにせよ書くにせよ、相手に合わせられるバリエーションに富んだ豊かな言葉で表現する練習がたくさん必要な点は、きっと変わりないでしょう。
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!