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『Wicked』NYブロードウェイ観劇記録レポート③

Wicked

観劇日:2020/2/28
会場:The Gershwin Theatre

西の悪い魔女・エルファバと南の良い魔女・グリンダの「オズの魔法使い」の裏話として構成され有名なミュージカル。2003年からブロードウェイで公演が開始され2020年になっても満席の客席の中公演が行われていた。

実は日本で観たことがなかったので、観る前の期待値が高かった分あれれ…
という感じだったのが正直な感想。

グランドミュージカルWicked

セットもお話も曲もグランドミュージカルだなと感じるクオリティー。
王道ミュージカル。劇場もデカい。1926席を誇るこの劇場はブロードウェイで最大の劇場だ。
1幕ラストは圧巻。照明の使い方、装置の使い方、楽曲、歌唱力、相乗効果の嵐って感じで盛り上げてくる。ブロードウェイの作品って1幕終わったよ!っていうキメの瞬間パキっと一瞬で暗転するのとても良いよね。
写真映えする緞帳。
ドラゴンを動かすスタッフさんはあえてみせてるのかな。
手動のピンスポットがドラゴンの羽の下あたりにあって、横からのピンスポは雰囲気が出て照明へのこだわりも感じました。

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楽曲の素晴らしさ

曲が良いとやっぱり劇場を出た時に口ずさみたくなる。そうなる曲がたくさんあるってスティーヴン・シュワルツやっぱり凄い。
序盤のThe Wizard And Iから良い。曲の展開の振り幅がすごい。
Popularや、One Short Dayも日本人が好きな音節だったりな気がした。
For Goodはわかってても泣ける。エルファバ、グリンダ共に本当に涙しててそこにもグッときてしまった。

キャストについて

エルファバの声がちょっと優しすぎた。もっとうぉおおってなるかなと思ったら意外と優しい😂
もっと強く迫力が欲しかったかなぁと感じました。
グリンダは良かった。歌も良いし可愛い。
フィエロがイケメンでした(笑)

#OutOfOz

Wicked公式YouTubeチャンネルにて「ウィキッド」スペシャル・アレンジ版の曲を聴くことが出来る。その動画たちには#OutOfOzが付いている。
原曲とめちゃくちゃかけ離れてたりする動画もあるけどこれまた面白い。是非ご覧ください〜

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2020.03.16
Sota


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