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第3回いつかきっとWレインボー杯参加レポート〜大きく羽ばたけ!ニドクイン!ADV PCG〜

初めに〜
こんにちは!
記事を開いていただきありがとうございます!
デオキシスが大好きな熊本のエアプ伝道師の響ことヒ・ビキです。
※この記事はADVPCGの記事になります。スタンダードでは有りませんのでご注意下さい。
今回私は2回目となるオガワさん主催の『第3回いつかきっとWレインボー杯』(以下、W虹杯3)に参加してきました!今年からずっと擦ってきたデッキでの腕試しでしたが結果はいかに…!?

素敵な参加カード!裏は名前等書けるようになっています。
筆者はその日に無くしました笑

1.ADVPCGって?


今回の記事で紹介するADVPCGは、約20年前(第3世代を中心に)のカードを使用できるレギュレーションとなります。
フォーマットが区切られているため新しくカードが増えることはないのですが、国内外問わず店舗やオンライン等で自主的な大会なども開かれています。
大きな特徴として旧裏やe.vs等より新しく追加されたexルール(きぜつした際に相手はサイドを2枚とる)ポケモンが追加され、それにより非ルールのポケモンというカテゴリーが(所謂非エク)生まれたこと。δ種類という現行でいうテラスタルに近いタイプ違いのポケモンカードが追加されたことなどでしょうか?
個人的にはデッキ60枚最大限に使って盤面をゲームメイクしていくことが面白かったりするので、現行に疲れた方や新鮮なゲームをしてみたいという方はぜひ遊んでみてはいかがですか?
関東や関西が盛んですが私の属する九州等も勢力が拡大しつつあるかもしれません…!(隙あらば自語り)(一体どこの素敵なジャッジのおかげでしょうか…)

2.デッキ選択について


今回のデッキ選択ですが、W虹杯3は、昨年行われたW虹杯 2の結果や個人note、オンライン、自主大会の結果から選択に移ると思います。
私も直前までデッキ選択に迷いました。各個人が思うTia表から順当に勝ち、そこをメタるデッキが勝ち上がるのかなと予想しました。順当に強いデッキといえばバンギマイン・シシレック(鹿系統)・サーナイトexがまず思い浮かびました。
そのバンギラスとオドシシに弱点を突きサーナイトに対しても1発は確実に耐える高い耐久性と非エクであることからニドクインという選択が浮かびました。(直前で流行っていたRウィニーにもアタッカーのニューラに弱点が突けます)

使用:ニドクインピジョット

詰め込み過ぎ感はある。
ニドクインは逃げることが出来ないのは注意

ニドクインのワザが2つとも強く攻めのカードです。進化カードを要求することから相性の良いピジョットと組み合わせました。初めに知るきっかけとなったのはレバニラさんのnoteでした。その後寒天さんのnoteも拝読しつつ、葱さんの羽ばたくピジョットギミックが記載されているnoteも参考にしました。擬似ハギ老人やlo等にも強く出ています。

3. マッチアップ


ニドクインミラー❌
まさかの初戦ミラーで脳がバグりました笑
対戦相手と微笑みながらスタートするも進化カードやエネルギーが引けず序盤幹部の撃ち合いから先にニドクインで攻撃されてしまい、ズルズルと流れて負け。ハギ等的確に数回打たれ捲れず、サイド差が埋まりませんでした。ソーナンスがいるのにピジョット出すプレミもしてしまいました。

バンギマイン⭕️
初手ニドラン♀からの後手1飴進化どくどくが強すぎました笑。相手手札渋く種切れ勝ち。その後のフリーではこちらの手札が渋くしっかりと負けました笑

ナッシーマルマイン⭕️
お互い盤面の育成に時間がかかるも先にサイド取れたことにより試合の流れを掴みリードして勝ちました。サイコトレースのネンドールが入ってる特徴的な構築に見えました。ナッシーとスクランブルエネルギーを共有可能でこんらんにも出来るので強かったです。

毎ターン手札シャッフルかつ5.6枚ドローされました。

カメルギ❌
序盤に執拗にキモリを狩られ続けジュカインexδへの進化が遅れルギアの猛攻を許してしまいました。
終盤アタッカーの育成が間に合わず打点が足りず負け。ジュカインの特性のエネ計算も間違えていたため反省です。

サーナイトex❌
進化カード、エネルギーが引けず盤面の展開が大幅に遅れてしまい相手のリードから捲れず負け。
飴3枚落ち(言い訳)
この辺りからプレイミスが怪しくなる。

Destiny❌
序盤から進化への展開が出来ずレックウザex→ナッシーδとじっくりと育成され、ダメージをばら撒かれるのに対しドローゴーが続き封印の結晶+ビーチ×2回が突破出来ず負け。

バンギマイン❌
あやかしヤミラミ→そっテレオドシシのツキ脅すにて展開札が落とされ大幅に育成が遅れる。
ボンバー→スピンテール連打にて盤面崩壊し負け。

結果は2-5 75/89位と下から数えた方が早く練習した割には自分の展開に持って行けるような試合は少なかったです。去年の結果よりも悪いので正直めちゃくちゃ悔しい!悔しい!悔しい!
熊本に帰ってからも悔しさのあまりショップで練習会しました笑


4.大まかな感想


・羽ばたくピジョットやセレビィexのギミック、ホロン型で圧迫する枠の都合により中間進化(1進化)のカードを1枚ずつ減らしたことにより思った以上に回らなかった試合が多く、デッキの安定性に欠ける行為だと痛感しました。7回戦というのもあり構築を丸くするべきだったのかもしれません。
・また負けの試合は殆ど育成、展開、殴り出しが遅く1枚目のサイドを取ってきた相手のポケモンを倒せないほどでした。
・負けてる試合が多かったのでマジハンはまあまあ活躍しました。
・ピジョットが立たない試合も多くそもそも羽ばたくギミックを上手く使いこなせかったです。
・Rニューラが関西?で直前に流行っていたこともあり全体的に早さが求められる試合が多かったです。このデッキは進化ラインが多く分岐も多いためその早さに追い付けるような構築では無かったのも敗因の一つかもしれません。

5.その後


予選が終了した際はトップ16までの結果発表・集合写真・打ち合わせをしていたカードやサプライ等のトレード会・フリー対戦や雑談など閉場時間まで楽しく遊びました!その後は九州勢とキューさんKGさんめぐみさんらと居酒屋で乾杯!

対戦時の様子。壇上が配信卓になります。
餃子最高!

6.DAY2


2日目となるDAY2は決勝トーナメントと併せてサブイベントとなるEX-GLCが行われました。
GLCとはwcsなどの世界大会のイベントもあるという各タイプ1色を選んだexは除くサイド6枚のハイランダー戦となりますが今回はデッキパワーも現在のGLCとは違いますので6枚では長くなるので4枚となっています。
私は特性の多さとオドシシ様やデオキシスを使える無色を選びました。まさかの使用割合が40%超えの1位となる大人気タイプ笑
その後はトレードやVSハーフ・乱戦スクランブル・ガブレンミラーなどのフリー対戦などで大盛り上がり。
私もおかげさまでvsハーフのイブキンニューラが完成、2004年春化石ホエルオーのパーツ、2009年カイリキーゲンガーのパーツ、2012ボルトロムキュレムデオキシスの完成、コレクション用のデオキシスのカードが沢山集まりました!トレードしていただいた皆様ありがとうございます!

ヒ・ビキは無色を使い全敗しました笑笑
ともりんとハシダムさんの九州対決!
tentenさん優勝おめでとうございます!

7.最後に


今回2回目となる熊本からの参加でした!
今回はデオキシスをからえるぬいぐるみと一緒にフライトし会場では色んな方にデオキシスの人と認知というか悪目立ちしてたかと思います。お騒がせしまして申し訳ありません。普通に考えたらデオキシスからって来るって頭おかしいと思います。私も十分承知してますし否定はしません。何人かにはドン引きされてたかと思いますがそれも致し方無しということです。こんなパッパラパーでも快く受け入れていただいたオガワサン初めstaff運営の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。運営の皆様も大変なことは重々承知の上ですが次回も開催していただけると泣いて喜び五体投地します。熊本でも引き続きADV PCGを広めていこうと思います。また一緒に行ってくれた熊本の皆様にも感謝です。特にすーさんには英会話を橋渡しにJasonとのトレードや交流が出来ました。ありがとうございます。


8.余談 カード解説について


ここからはニドクインを使うに当たっての各カードの解説になります。が、今回2-5と惨敗したかつ別のニドクインを使われた方がベスト4に入られたためそちらの方がいつか出すであろうnoteを参考にしてください。
そのためここでは余談扱いとなっています。ダラダラと画像と箇条書きの文字が続きますので気になる方のみご覧ください。

ニドクインを使うにあたい広がりを考えてみました。
❶レバニラさん寒天さんのnoteを参考に使っていた初めの頃のレシピ。5月ごろのオンライン大会でもこちらを使い3-3
❷その後独自に考えたレシピ。δセーバーのピジョット、ソーナンス、ジュカインexδを入れることで妨害に特化。
❸虹杯予選レシピ。ニシキ型からホロン型に変更しているために枠が無くソーナンス、ピジョットδはやむなくデッキ外へ。

カード解説
ニドラン♀4枚
メインのニドクイン育てるため問答無用で4枚。なかまをみつけるで序盤のたねサーチとして有用。

ニドリーナ3枚
しんかそくせいが進化ポケモンを2枚サーチするため優秀ではあるが返しでロケット団の幹部で流されやすい。オドシシがいることを考えるとアメに頼らないルートにするために4枚欲しいが枠がないため3枚に。結果としてここのラインを減らしたため本番ではニドリーナが素引き出来ない試合が多く4枚入れるべきだったと思う。

ニドクイン3枚
メインアタッカー。高いHPにはどくどく。盤面が育ったいればパワーラリアットで最大100は出せるため非exとしては申し分ない火力。

ニドクインδ1枚
ポケパワーでポケモンカードをサーチ出来るため盤面育成に拍車がかかる。わざも終盤等で最大90ダメージ出せるためブーストエネルギーを貼り瞬間的なアタッカーとしても有効。

ポッポ2枚
HPの高い方を採用。

ポッポδ1枚
δ種類であるためホロンの冒険家で多く引けるようにタッチで採用。

ピジョン1枚
δと迷ったが逃げるエネルギーが無いピジョンを採用。オドシシがいるため中間カードはしっかりと積む。

ピジョット2枚
進化すれば終盤まだ使えるバケモノカード。マッハサーチの使用により盤面展開をしていくが当然メタられやすいため限られた使用回数で展開していくことを意識する。Wレインボーエネルギーで攻撃できるためサブアタッカーとして使うこともある。

ピジョット1枚
明治プロモのピジョット。ポケパワーのおおきくはばたくでダメージを負ったポケモンの整理やポケパワーを再利用するために採用。

キモリδ1枚
他のキモリと違ってこんらんに出来るため採用。レインボーエネルギーで使用できるため最悪の足止めとして使う。

ジュカインexδ1枚
ポケボディーにてex相手のポケパワーを封じるだけでなく無色エネルギーの追加など1ターンの遅れを狙うカード。ジュカインexδが攻撃する際にも働くため注意が必要。exがアタッカーの相手には積極的に育てていく。

ケンタロス1枚
ポケパワーで苦手なクリスタルビーチを壊せる。つんざくカイリューex+クリスタルビーチが決まると絶望的なため採用。スタートしてもベンチ展開できるのも良い。

ディグダ1枚
貴重なベンチ攻撃もできるディグダ。

ダグトリオ1枚
ポケボディーにてベンチバリアをもつ。わるいバンギラスが環境にいるため採用。Wレインボーエネルギーで裏まで攻撃できることを覚えておくとよい。

セレビィex1枚
ポケパワーにてトラッシュの好きなカードをトップ固定できるため5枚目のアメや1枚採用のサポーターを回収する際に使う。はばたくピジョットで再利用できる。わざもex主体のデッキにはターンを稼げるほどの強力な効果を持っている。

ロケット団の幹部3枚
カウンターデッキではなく、こちらが積極的に殴っていくデッキなので4枚ではなく3枚。

ホロンの導師2枚
序盤の展開カード。序盤にしか使わないためサイド落ちケアのため2枚採用。


ホロンの冒険家1枚
メインの安定したドローソース。トラッシュにδポケモンを送ることで+1ドローかつニドクインδのふくしゅう打点も上がる。

ホロンの研究員1枚
練習ではマリガンが平均2-3回は出るためその分を稼げるドローソース。オドシシ等のデッキには手札が溜まりやすいので積極的に使っていく。


ダイゴのアドバイス1枚
貴重なドローソース。上手い人は縛られることを加味して多面展開してこないため1枚。


ハギ老人の思いやり1枚
メインのニドクインを回収するためのカード。単純な回復だけでなく縛り解除やエネルギーの再利用にも活躍出来る。枠あるなら増やしたいカード。


ホロンのトランシーバー4枚
デッキを動かすメインエンジンとなるため問題無用で4枚採用。ふしぎなアメ4枚オドシシケアで中間カードは入れているが、このフォーマットは出したターンにアメで即進化可能なため上振れ用として採用。また2進化が多く、急速なアタッカーを用意するためにも必要となる。


ポケモン回収装置2枚
きぜつされたポケモンの回収やホロンのサポーター使用時にやむなく切ったカードを回収するために採用。このデッキはポケモンが多く1枚では足りないこととプレイに自信がないため2枚。プレイが上手い人は1枚でもあり。


暴風1枚
封印の結晶やクリスタルビーチを割るためのカード。枠なく1枚だが特性ロックデッキには足りないのでもっと採用したい。

逆転マジックハンド1枚
負けてる時に逆転を生み出すカード。前述通り先に攻撃的なデッキなので劣勢時に使用する。


砂漠の遺跡2枚
100越えのexが多い環境なのでどくどくと絡めると1ターン30ダメージと弱攻撃並の蓄積となるので枠があれば増やしたいカードの1つ。ジュカインexにも蓄積するため注意。

Wレインボーエネルギー4枚
ニドクインがパワーラリアット放つために3ターンかかるのを1ターン早めてくれるカード。ダメージ-10するため計算間違いに注意。ダグトリオ、ピジョットにも使える。


ブーストエネルギー2枚
ニドクインδが瞬間的にアタッカーになれるカード。相手の意識外を狙える。ピジョット使用することもある。

レインボーエネルギー1枚
ジュカインexδやセレビィexが攻撃できるために色の範囲を広めたカード。


ワープエネルギー1枚
ロックやこんらんなどに対するカード。ピジョットと併用すると再度殴れる。


基本草エネルギー5枚
メインのニドクインがどくどくを放つため必要。

採用を外したカード
ソーナンス
進化していると相手の逃げるエネルギーを重くするためどくどくとのコンボカード。


ピジョットδ
自分のマッハサーチを止めてでも相手のポケパワーを止めると有利になる試合時に使用。ホロンエネルギーの着用が必要であるため都合良く引けないことが多い。特に序盤のポケパワーを止めて展開差を縮めたいため育つ頃には相手が盤面が完成されていることが多いため不採用。

キュウコン
ポケボディーによりexの攻撃から身を守ることが出来る。早いアグロデッキにハッサムex単がおり、ニドクインはハッサムに対し不利寄りなための対策カード。枠が無いのとハッサム単にはポケモンリバース4採用なため躱されやすいため不採用。


ジュプトルδ
進化しているだけでパワーラリアットの打点が上がるため検討していたが枠が見つからず不採用。


ホロンの農夫
高い耐久性から長期戦に持ち込みやすいのでニドクインラインとエネルギーを枯らさないために採用していたが回収装置でもこと足りるため不採用。DAY2に上がっていたらコントロール加味して採用していたかも…?


バトルサーチャー
サポーターが1枚採用が多いため入れていたがそれなら何かのサポーターの2枚目を入れたほうが当たりが強いため不採用に。


基本闘エネルギー
クリスタルビーチ時に手張りでニドクインが起動出来るため入れていたがレインボーエネルギーと役割被るため不採用。


スクランブルエネルギー
攻撃的なデッキでサイドが少ないことが多いため使用条件が少ないと見て不採用。マジハン同様負けてる際には強く使える。トップ4の方は採用されてました。


ホロンエネルギーGL
特にオドシシのこんらんが厄介なため検討してきたが基本的には無色エネルギーなためニドクインとは相性が合わず不採用。

ニシキのネットワーク
海外のオンライン上のニドクインデッキではニシキ型が多いです。サポーターを使う以上必ず1枚サーチ出来ますがニドクインδでも応用出来るのため不採用

以上となります!ここまでご覧にいただいた方ありがとうございました♪
※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
https://pcg-search.com/card/search.php
のものを使用させていただいているものがあります。

ps.うちのピジョットは大きく羽ばたかなかったよ…


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