【ご挨拶】あるボカロDJのセットリスト公開に関する私見と、#vocanote の融和性に関して
これをご覧になっていただきましてありがとうございます。初めまして。東京にてボーカロイド専門のDJとして活動させて頂いております、瀬田と申します。
#vocanote という文化があることを知りました。
そこではボーカロイドを愛する方々が、日々文章にてボーカロイドの解釈と普及に勤しんでいるとのこと。
僕も末席ながらこれに加わらせて頂きたく思い、また、ここでは1DJとしてボーカロイドに貢献する方法を模索するべく筆を取ることにしました。
①自己紹介
②セットリスト公開文化に関して
③セットリスト公開の意義に関して
④今回 note を始めた理由に関して
⑤今後の僕の #vocanote に関しまして
①自己紹介
僕は出自としては、ボーカロイドクラブシーンに趣味として参画させて頂いております。
ボカクラとは、ボーカロイド楽曲が途切れなく次の曲へと切り替えて再生され、それを音響装置の優れた会場にて不特定多数と楽しむ音楽の文化です。
大きなところで言えば、いわゆるボカニコ系のイベントがボーカロイドクラブパーティと言って良いかと思います。
DJとしては約7年ほど定期的にイベントに出演させて頂きました。現在も一つイベントを定期開催させていただいております。
今回はそうした活動の中で得た気付きについて簡単にお話させていただきます。
②セットリスト公開文化に関して
さて、これが今回 note に参入しようと考えた主題となりますが、ボーカロイドクラブパーティではDJさんによりますが、セットリスト(再生楽曲目録)を公開される方がいらっしゃいます。
僕のものであれば下記のようなもののことです。今回僕が #vocanote に参画させて頂いたのは、まさにこのセットリスト公開文化の拡張を考えてのことです。
③セットリスト公開の意義に関して
上記の画像が僕が公開するセットリストのテンプレートになります。
こういったものを公開する理由ですが、それはDJさんひとそれぞれであることは大前提とした上で、僕の場合は以下の内容かなと考えています。
一つ目「Twitter等のSNSへ拡散することによって、"ボカクラ"ではこういう曲がかかる」ということの周知。
二つ目「もし実際にプレイ中に気に入った曲があったなら、タイトルはこういったものだから本家楽曲を聴きに行って欲しい」といった願望。
考えればたくさんあるような気がするものの、おそらく動機の根源にあるものはこういった気持ちかなと思います。
もし他にも意義、意図としてこういったものがあるよ、といったご意見がございましたら、 note にはコメント機能があるかと思いますのでそちらにてご共有下さい。
また、セットリストを基本的には公開しない主義のDJさんもいらっしゃいます。これについては僕の知る限り皆さん明確にご理由をお持ちです。
DJの文脈的に考えると、公開する文化も公開しない文化も等しくあり、それは音楽やDJパーティ、ライブ活動といったものをどう捉えるかによって生まれる違いかと存じます。今回僕はこの内容について多くを書くつもりはありませんが、「公開する方が正しい」といったことを主張する為にこの記事を書いている訳ではない旨、悪しからずご理解いただければ幸いです。
④今回 note を始めた理由に関して
僕はセットリストを可能な限り公開したいと考えています。
僕はただ単純にボーカロイドの1ファンであり、ボーカロイドを支える音楽家さんたちのファンであり、僕の好きなものを広く広く知って欲しいと考えるからです。また、そういった活動を積み上げていくことにより、楽曲認知やボカロPさんの名前が広がり、ボーカロイドの文化により貢献できたらいいな、という願望があるからです。
これまで僕は先述の画像のようなセットリスト公開の形態を取っていましたが、以前より少し欲が出てくるようになりました。
先述の画像は「楽曲名」「歌唱する何者か」「作曲者」「原曲作家」さんを記載しているテンプレートになります。
はたしてこれを見て、楽曲までたどり着いてもらえるのか?
もちろん印象に残った曲や、現場で初めて聴き、気に入って頂いた方はタイトルから検索をかけて楽曲までたどり着いていただけるかもしれません。
しかし、もっとイージーに楽曲までたどり着いていただかないと困る。僕はもっと僕の愛する曲と愛する作家さんを知って頂きたい。具体的には、再生数に貢献したい、マイリスト数に貢献したい、人気に貢献したい、ご本人のモチベーションに貢献したい、マネタイズに貢献したい。
一方、 #vocanote では自身のマイリストの公開をする文化があり、それについて所感を書きしたためる文化まであるとのこと。
URLを書いておけばニコニコ動画の再生画面を呼び出せる仕組みがある。
では、この文脈に乗っ取り、ボカロDJが自身のセットリストを公開し、五本人の動画をワンクリックで再生できるように引用し、ご紹介を行うことができるのでは? ついでに多少コラムの真似事を行ったとしても許されるのでは? と、考えました。
⑤今後の僕の #vocanote に関しまして
セットリスト公開の文化に具体的な効果を求めて #vocanote としてパーティで使用させて頂いた楽曲達のことを書いていこうかと存じます。
もしかしたら本来の #vocanote の在り方とは違うのかもしれない、と恐れながら思うところもありますが、1ファンとしてボーカロイドに貢献したく考えております。
直近では6月23日には僕の愛するボーカロイドの暗い部分のみを取り扱ったDJパーティがありました。こちらのセットリストを近日まとめまして、 #vocanote として投稿したいと考えております。
もしそちらが目を引くものでありましたなら、そちらもご覧いただけるとありがたく存じます。
以上。よろしくお願いいたします。
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