週末芸人
漫画の題材になるくらいにはアマチュア芸人って世間に浸透してるのな。僕は「かつて芸人を目指していた」訳でも「かつて芸人だった」訳でもないからピンとこない所も多いけど、でも共感できる所もあった。僕も会社で身バレして開き直って同僚に会に来てもらった事ありますし!「何か面白い事やってよ」と言われてイラッとした事は何度もありますし!何より「人前に出て笑ってもらう」事に快感を覚えてしまった人種の性に。
主人公は「俺は(再び)プロ芸人になるんだ!」と言うスタンスじゃなく(第1巻の時点では、だけど)気持ちを切り替えてるのも好感触。また、かつてがむしゃらに熱かった自分を俯瞰できてるのもいい。プロ芸人の世界を描く漫画は他にもあるからね。あくまで本業の就業時間外活動としての芸人だから僕に刺さる訳です。
でも、決して気負わない趣味的な楽しさばかりではなく、第1巻の最後、物語は超有名「プロアマ関係なくエントリーできる漫才コンクール」の世界に突入しつつあり、ちゃんと「負け犬たちのワンスアゲイン by ライムスター宇多丸さん」ものになってる。今後の熱いドラマを予感させます 。オススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?