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このマンガが凄い!2022

今年はルックバックが圧倒的だったなあ。ランクインしてる中では他に、チ。、怪獣8号、ダンダダン、葬送のフリーレン、推しの子を読んでますが(分かってます、ミーハーなんです)、何か一本挙げるなら私もルックバックになってしまいます。最近でた短編集に、これのプロトタイプにあたる、妹の姉、と言う作品が載ってますが、これもよかった。

ランクインしてない中で個人的に今年良かった漫画を幾つか。

太陽と月の鋼/松浦だるま

前作「累」は現代劇ですが、今回は時代劇。刀を握れない武士と、そこに嫁いできた女と、盲目の巫女を中心に、陰陽師や異能者が跋扈する。まだ色んな事が謎だらけですが、前作のような人間の業であったり因果であったりを予感させ名作になりそう。

あおのたつき/安達智

電子書籍では数年前から始まってますが、紙媒体は今年って事で。こっちはあの世とこの世の吉原遊郭を舞台にした妖怪譚。あからさまに重いシーンは少ないのと、作者(別名義で丁寧な暮らしをする餓鬼を描かれてます。こっちの方が有名?笑)の遊郭愛が随所に感じられるのでめちゃくちゃ楽しいです。主人公あおが可愛い。

ひらばのひと/久世番子

神田伯山の登場によってにわかに盛り上がりを見せる講談ブームの中で、その伯山監修の講談漫画。私は講談はまだまだ初心者なので、この漫画で知った演目も多く(そういや数年前に落語の演目を多く知ったのは落語心中でした)、一番手に取りやすい講談入門書かと。鋳掛松と仙台の鬼夫婦が好きだー!

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