『絶対に諦めない』
「俺がお前を1番下のチームに落とした。」
監督から言われたこの一言が俺の人生を大きく変えました。
・大学サッカー
不完全燃焼に終わった全国高校サッカー選手権から3ヶ月が経ち、すでに新しい目標に向かって走り始めていました。
「大学サッカーで活躍して、プロになる」
高校での悔しさを胸に4年間の大学生活はスタートしました。(良かったら高校時代の記事も読んでください!)
月日は経ち、1〜3年まで7軍中の2軍で過ごすことが多かったですが、三年の冬には1軍に上がれそうな話もあり、
「来年は1軍で試合に出て絶対にプロになるぞ!」
そんな希望を持って長期オフを迎えました。
・4年でまさかの7軍
新チーム始動の前日、自分の今年のチームが最下軍である7軍であることを伝えられました。
意味が分からなかった。頭が真っ白になった。プロを目指して必死に頑張ってきたのに、最高学年でまさかの7軍。
「終わった…。」
全ての計画が崩れ、CLに出場するという夢は当時の自分から儚く消えていきました。
落とされた理由が知りたすぎて、すぐ監督のもとへ話を聞きに行きました。
すると監督から
「俺がお前を一番下に落とした。」
ただそれだけを言って彼は去って行きました。
「ふざけるな、自分がプロになりたいことだって海外で活躍したいことだって知ってるくせになんでだよ!」
感情的になっていた私は全ての想いを吐き捨てて、グランドに1人うなだれていました。目からは堪えてきたものが一気に溢れ出しました。悔しくて、悔しくて、ただ泣き続けていました。
・それでも俺は闘う
7軍に落とされた私は心にポツンと穴が開いたような気持ちで練習に取り組んでいました。
しかし心の奥底では、
「このままでは絶対にプロになれない。何かを大きく変えないといけない。」
と思っている自分がいて、なぜかこの状況にワクワクしていました。
逆に大成功する為のビッグチャンスなんじゃないかと。
「もうここ(部活)にはいられない。理由は分からないけど、監督を見返すには結果を出すしかない。」
そう誓って自分はサッカー部を退部しました。
半年経った今でも消えない監督への反骨精神、他人に人生を左右されてたまるかという気持ちが、自分の気持ちを刈り立ててくれます。
監督、ありがとう。
2021年の夏に海外でプロになることを決めた私は、3月に素晴らしいトレーニング環境を求め淡路島に移住しました。
今は素晴らしい仲間と素晴らしい環境でトレーニングが出来ています。私はこれからも夢に向かって走り続けます!
・最後に
人生で1番大きな苦しみを味わったけど、今は普通に過ごせています。むしろ成長できました。
「人生は挫折の繰り返し。挫折するたび強くなる。」
神様は自分にそう教えてくれた気がします。
無理なことなんて1つもない。諦めずに努力すれば必ず報われる。
才能、運命、縁、環境。諦める理由なんていくらでもありました。
しかし、続ける理由は一つしかありません。
「夢を叶えたい。」
その一心です。
小林雅弥は、何があろうと絶対に信念を曲げません。
数年後CLに出場している姿を皆さんにお見せします。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
少しだけこいつに期待してみよう、そう思ってくださればとても嬉しいです。
私には夢があります。
「夢は諦めなければ必ず叶う」夢を追う人の希望になることです。
その為にも自分の夢を叶え、夢を追う人の希望の星となります。
これからも応援よろしくお願いします。
自分はCL出場という夢を果たすまで絶対に負けません。
「小林雅弥」Twitterアカウント| https://mobile.twitter.com/58masaya84
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