キティは世界の言葉
先日、着付のバイトでオランダの方がお越しになりました。
オランダかぁ…何かな?
その日は着付スタッフに英語ができる人が居たので、彼女が着付をしつつお喋りをしてて。何かネタになることあるかなぁ、オランダで…
あ!ミッフィー!
と思い
「ミッフィー」というと、ああ、ミッフィーねとお客さまに「ミッフィー」というのですが、お客さまキョトンとしてる。
「有名なキャラクターのミッフィー、うさぎの…」と(英語で)言ってもピンときてない様子…
私がぼそっと「ディックブルーナー」と言うと
「あ〜ナインチェ!」
「そうや!なんか名前ちゃうんですよ、ミッフィー!」
そうなんです、オランダでは「ナインチェ」って言うんですミッフィー。
日本では最初は「うさこちゃん」のちにミッフィー。
これ、びっくりですよね。
それを踏まえると「キティ」も「ドラえもん」も「ポケモン」も「鬼滅の刃」も「呪術廻戦」も全部そのまま世界に通用しますもんね。
先日は「呪術廻戦」のキーホルダーだかを付けたお客さまがいて
「これ…呪術廻戦…」というと
「私は五条悟が好き」「僕は狗巻が好き、おにぎりの具しか喋らないんだよ!おかかとか!」と熱くおたくトークを繰り広げておりました。笑
よくわかんないので「しゃけ」言うときました。笑
お弁当とかおにぎりとか日本にしかないものはそのまま通じるんですね。
もったいないとか。笑
もったいない、という気持ち?概念?がないのでしょうか?
まさに翻訳できない世界のことばですね。
しかし、よく考えると「オランダ」も通じないんですよね。あと、ドイツも。そして実は「ラビット」もあまり通じない。帯にうさぎの模様のがあるのですが「ラビット」と言ってお見せすると八割くらいは「オー!バニー!」と言い換えられる。
で、ナイトメアビフォアクリスマスでイースターの扉からうさぎが飛び出た時に「バニー」って言うてたなぁと思い出すのでした。
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