見出し画像

写真の話

旅日記で写真について書いたので更に書いてみようと思います。
写真をね撮るのが好きなのです。それは多分今でもですが。半分仕事でもあります。ありがたい。
で、初めは、本当の事を言うと撮られるの専門だったんです。笑
友人が写真部で私のこと大好きすぎる人だったので作品展となると全部私の写真でした。笑 元々は写真撮られるのキライだったと思うのですが、それだけ撮られたらね、慣れた。笑
当時、沢山で旅行に行って写真を撮って現像プリントしたら写真屋さんが私を指さして「この子、写真撮られ慣れてるなぁ」と言うくらい。笑
自分で撮るようになったのは専門学校で一眼レフカメラを「買わされて」から。笑
身近にあった(友人が撮ってるから笑)割には一眼レフカメラはなんか怖くて触ったことなかったのですが、買ったものは使い倒さんと、と思い、あとモノクロなら現像プリント出来るので(現像液と暗室は使い放題だったし、授業以外で誰も使ってなかった)どんどん撮りました。
するとね、なんか性格に合ってるなと。笑
勝負が早いから。笑
(せっかちな訳ではないと思うのですが…せっかちな人編物出来ないでしょ?笑)
シャッター押すのも一瞬だし、プリントするのも光を一瞬あてるだけ。
それでいてシャッター押す時とプリントする時と二回トリミングのチャンスがある。
いいなぁ好きだなぁと。
絵だとこうはいかないので。
ながーい時間がかかる。
失敗したか、わかるのにもながーい時間がかかる。笑
結果が早く出るというのはなんか性に合ってるみたいです。

あ、そして!なにより!
沢山出来るから。
絵はね、描くのも、持つのも怖い。
世の中に「それ」しかないでしょ?
それを作り出すのも、手元に置くのも怖い。
熱量というか、思いというか、それが込められてるかと思うと怖い。
何となくですけど、ピカソだとかゴッホだとかいわゆる天才と呼ばれる人の作品は美術館やなんかでみんなに見せて丁度良いと思います。あんなのを個人で所有してひとりで眺めるとか色々…ありそう。知らんけど。

なので、写真みたいにいくらでも複製作ることが出来るものの方が好きです。版画とか。自分で持ってるのも絵は版画…しかないですね。笑
安心です。笑
私が無くしてもこの世のどこかにはあるはずなので。

けど、昔、香港のお土産だと貰った版画は3800枚も刷ってたので「いやもう普通に印刷ですよね?」と思いました。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?