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2人のルイ=^・ω・^=ニードルフェルトでねこあつめをベースにおっさんを作ってみた。の巻ᔦꙬᔨ

「どうも。LUIです。」

―おっさんでーす!―

「おっさんのフェルト人形を作ってみたけど、何となくでやるもんじゃないね。」

―ええっ!?―

「ベースにしているものがあるとは言え、やっぱりいつも以上に時間掛かっちゃうわ。」

―でも、その分達成感も大きいんじゃない?―

「まあね〜。」


型紙

「まずは型紙を作らねば。」

―ベースはこれだね。―

「服も靴も帽子もあるのがながぐつさんくらいしか無いからな。」

―わぁー。おっさんのスクショがいっぱいだー!―

「資料が無いと型紙書きづらいって。特に服。」

―あ、よく見ると縦縞模様だー。―

「…もしかして今気付いた?」

―あれ?カイザーのも撮ってたの?―

「色違いだからね。模様はこっちのが見やすいから。」

―なるほどー。―

「でも実力的にここまで再現は無理くさい。で、こうして出来た型紙がこちら。」

―あ、ちゃんとウエストポーチが付いてる。―

「ちゃんとキャラシに合わせてるぞ。これとは別にスタンド用意しないと確実に立たんな、これ。」


材料と道具

「まずは羊毛フェルトの基本アイテムである専用の針とマット。そしてハサミ。」

―針で綿を刺して作るやつだから、マットが無いと机や針が大変な事になっちゃうね。
ハサミは余分なところを切るのに使うと。―

「作業台やはかり、物差しやメジャーがあると尚良。」

「そしてメインの綿。ニードルフェルトでねこあつめでお馴染みのアクレーヌってやつを使うよ。」

―アクレーヌの方が刺し跡が目立たなくて綺麗に仕上がるんだよね。―

「特性上、ウールよりも絡まりやすくて短い時間で纏まりやすいから、初心者や子供にもおすすめの素材だそうだ。よく聞くメリノウールとかと比べるとカラバリが少ないのが欠点かな。」

―ところで右下にチラリと見えているものは?―

「ドールスタンドっていう飾り台やね。形的に自立は難しそうだからついでに買ってみた。

ちなみに各色の大まかな分量はこちら。」


  • クリーム色…4g

  • 紺色…8g

  • 黒…8g

  • 青…少々

  • 黄緑…5g

  • 白…0.5g

  • 水色…0.5g

  • モスグリーン…1g

  • ライトグレー…少々


「アクレーヌには肌色が無いからクリーム色にしただけであって、メリノウールとかを使うのであれば肌色があったはずだからそっちを使おうな。

尚、肝心の紺色が売られてなかったので、青と黒の混色で代用してみた。」

「青がちょっと明るすぎるから、紺とは言えない色になったが仕方ない。」

―ん?混色するって事は、黒足りる?―

「制作キットの余り分で充分足りそう。買う場合、混色するなら共に10gは用意しておくといいかも。

そうそう。混色するならムートンブラシを使うと綺麗に出来るらしいぞ。ケチって100均のペット用ブラシにしたけど。」


作業開始

「同じように作りたい人もいると思うから、出来る限り細かく書いていくつもりで行くぞ。」

―はーい!―

「ながぐつさんの作り方に合わせていくから、とりあえずクリーム色と黒を5gずつ用意して、共に5等分する。」

―黒は制作キットの余り分を使っているから、5gだけでも大変そうだね。―

「はかり必須案件だったわw」

芯を作る

「さっきのクリーム色と黒1gずつを使って芯を作るぞ。」

―クリーム色はコロッケの形に、黒は俵の形にするのがポイントだね。―

頭と体を作る

「各色1gずつ、計2gを使って巻いて刺す。を繰り返して頭と体を作ります。」

―体の方はフワフワを残さないと次の作業が出来なくなっちゃうね。―

頭と体を繋げる

「フワフワを内側に隠しながら頭と体を合体させます。」

―頭の向きを間違えると変な顔になっちゃうから注意しないとだねー。―

手や足、耳を作る

「次は手を作るんだが、その前の準備としてクリーム色と黒1gを4等分に分けて、その内の1本を更に半分にします。」

―その半分にしたもので手を作っていくんだね。―

「そういう事。クリーム色を巻いて刺して手を作ってから、黒を巻いて手を作っていくぞ。」

―黒は袖に関係あるんだね。―

「おっさんの服、袖口締まってるからそれを表現してみたって事で。」

「黒の4等分にした内の1本を更に半分にして、それを巻いて足を作っていきます。」

―ここはクリーム色は使わないんだね。―

「靴で隠れるから、黒だけにした方が楽。」

「クリーム色を4等分した内の1本を更に半分にして、折りたたんで耳の形を作っていきます。」

―繋げる部分はフワフワにする必要があるんだね。―

「とりあえずパーツは揃ったはず。」

―不思議な感じがするねー。―

腕を繋げる

「腕を装着。」

エンペリアルNVを作る

「さて、1つ目のメインイベント、エンペリアルNV作りを始めるぞー!」

―おー!―

「ってわけで、まずは黄緑を少しだけ取って、足パーツに捻りながら刺していくぞ。」

―おっさんのズボン、外側に1本線が入っているからだね。―

「靴をセットしてからでもいいんだけど、ちょっとやりづらくなるから先にこっちを済ませたぞ。」

「足先に紺色を巻いて、靴の形を作っていくぞ。1つ0.5gくらい使ったかな。」

―ズボンのラインを気にしながら作らないと、おかしな事になっちゃうから注意だね。―

「水色→ライトグレー→黒→白の順に少しずつ取って模様を作っていくぞ。」

―なるほどー。この順番で付けていかないとこの通りの模様にならないんだね。―

「紺を気持ち多めに使わないとフカフカしてバランス悪いな…。」

―模様も凹まない程度にしっかり刺していかないとだね。―

足を繋げる

「ズボンの線が外側になるように装着。ちょっと寄りすぎた感あるから後で直しておこう。」

耳を繋げる

―次は耳を付けるんだね。―

「後ろに倒し気味の角度で付けるのがポイント。」

―帽子で押されるからだね。―

顔を作る

「ねこさん作りで言う柄付けをやってくぞ。」

―もみ上げが先なの?―

「ねこさんと違って目とかも刺していかなきゃだから、先にもみ上げ部分を作ってガイドとして使うのよ。

もみ上げは黄緑を少し取って、捻りながら刺していくやり方で。」

「白→青→紺→白の順で目を作っていくぞ。」

―少し取って、形を作ってから置いて刺していくってやり方なんだね。―

「黒を取って、捻りながら目の周りのやつを作っていくぞ。」

―おっさんの目、こうなってるもんね。―

「上や横から見て出っ張り過ぎてたら、凹まないように注意しつつしっかり刺しこんで形を整えておこうな。」

―黄緑で眉毛や口を作ったところだよ。―

「鼻は失敗しそうだからあえて付けてない。口は最初、違う形にしていたんだけど、なんかダサいからこういう形に変更した。」

髪を作る

「そして髪を付けてっと。」

―帽子で隠れちゃうところもちゃんと作るんだね。―

「付けた時に意外と見えるかもしれんしな。」

「ここでおっさんに問題です。」

―なになにー?―

「黄緑を小さく纏めて、フワフワを残しつつ刺し固めたものが4つあります。これはどこで使うのもでしょうか?」

―んー、どこだろー?―

「正解はここ。」

―後ろの髪のところかー。―

キングベンチNVを作る

「次はキングベンチNVを作っていくぞー!」

―まずは紺色で服の胴体部分を作っていくんだね。―

「横14センチ、縦5センチってところかな。上側はフワフワを残しつつ、表裏やふちを刺し固めてフェルト状にしていくぞ。」

―薄いところは少しずつ足していくと、綺麗に仕上がるね。―

「で、何とか出来たやつがこれ。」

―それを中心から時計回りに巻いて、フワフワ部分を刺して固定していくんだね。―

「腕にぶつかるところは、脇に当たる部分を少し裂くといいぞ。」

―また刺すから問題無いんだね。―

「で、1周したら、パカパカしないようにふちを刺して固定してくぞ。

ちょっと膨らみ過ぎ感あるから、胴体部分だけ軽く刺していって形を整えておくか。」

「うっかり写真撮り忘れた。袖も同じように作って付けて、白と紺で右胸と背中にブランドロゴ的なのを付けてくぞ。」

―背中側の真ん中1cmに切れ込みが入っているね。―

「こうなってるからね。」

―あ、そっか。―

「切ったところに針を刺して整えておこうな。」

「紺を少し取って、捻りながら首元に刺してくぞ。」

―ハイネックを表現してるんだね。―

「水色を少し取って、捻りながら肘辺りを1周させるぞ。」

―ライトグレーで留め具を、紺色でポケットを作っていくんだね。。―

「次はフード部分。これは前に出てるやつ。」

―左側には黒でマジックテープをってところかな?―

「無くす前に繋げちゃえ。」

―右と左を間違えないようにしないとだね。―

「次はフードの後ろ部分な。」

―楕円形のドーム状になるように刺していくんだね。―

「繋げる部分は刺し過ぎ注意。」

「水色0.25gくらいを使って模様を付けます。」

―こうなってるからだね。―

「ドームの中を刺して器みたくして、そこに黒を入れて更に刺す。」

―そこまでやるんだね。―

「その方がいいと思って。裏地は黒っぽいから黒を使った。」

「襟元に合わせて繋げてキングベンチNVはこれで完成。」

ウインターボンボンを作る

「ここからはウインターボンボンを作っていくぞ。」

―黒2gくらい使ってる?―

「少しずつ巻いて刺してを繰り返して形を作っていくぞ。デカく作り過ぎたと気付いたのはもう少し後w」

―えっ!?―

「白0.25gをボール状に刺して、先端部分に繋げます。

極細の白毛糸があるなら、それでボンボン作って繋げるのもアリかなと。」

―そっちの方が再現度が増すね。―

「白を少し取って、捻りながら刺していきます。」

―黄緑を使ってぐるりと巻いて刺していくんだね。―

「白と黄緑の間はちゃんと空けておこうな。ふちを丁寧に刺していくと尚良。」

「黒を少しずつ使ってブランドロゴを作っていくぞ。」

―ホタックスのロゴ、ホントは4つあるんだよね。―

「そこまで器用に作る自信無いからこれでよし!凹まないように注意な。」

「頭に乗せて刺してくぞ。」

―向きに注意だね。―

「黒で帯状のものを作っていくぞ。」

―この帽子、折り畳んで使う物だから、そこの再現だね。―

「ちなみに、メジャーで測っておくと作りやすい。あ。繋げるところはフワフワのままにしとこうな。」

「で、それをぐるりと巻いて、フワフワを内側に隠しつつ刺していき、所々縦に刺して固定させる。」

―模様みたいになってるからだね。―

「あ。上のふちも刺しておかねば。…しっかしちょっとデカすぎたなw」

「白を少し取って、形を作ってから刺していくぞ。」

―タグ部分だね。―

「おっさんの帽子にはカップ麺のバッジが付いてるから、白→緑の順で作っておかねば。」

―アクレーヌには緑が無いから、モスグリーンで代用したんだね。―

ウエストポーチを作る

「モスグリーンを少し取って、服のこの辺りに捻りながら刺していくぞ。」

―右手側に気持ち下がるようにすると、よりそれっぽくなるね。―

「ホントはダークグリーンなんだけど、混色微妙くさいからモスグリーンで代用したぞ。」

「モスグリーンを0.5g使って、ポーチ部分の形を作って刺してくぞ。」

―ちょっと使ってポケットも作ってあるね。―

「黒を使ってファスナーも作るともっといい。」

「ポーチ部分を繋げて、ふちや全体の形を整えて完成!」

―お疲れ様ー!―


完成!

「一通り見るとこんな感じ。」

―ドールスタンド、買って正解だったね。―

「ちなみにこれ、斜め下から見るのが1番可愛い。」

―ホントだー。―

「ダイナモとかも作るってなったら追記だな。」

―またねー!―

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