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好きなclusterイベント&ワールドについて語るだけ

この記事は

クラスター Advent Calendar 2021 10日目の記事です

9日目はurauraさんの「clusterのserver実装小話 Custom Termination Policyは神」でした

ごあいさつ

こんにちは!
クラスターでインターンをしている、こなといいます。
普段はイベント周りのお仕事をさせていただいています。

また、clusterをふらふらしているいちユーザーであり、ユーザーのみなさんがつくっているコンテンツのいちファンです。

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▲ワールドで遊んでるわたし

語らせてくれ

clusterをお散歩していると素敵な作品にたくさん出会えて、いままで何度も心を動かされました。

私はクソデカ感情が湧き上がると文章にして発散したくなるオタクでして、前からclusterで出会ったものへの感想noteを書きたいなあと思っていましたがタイミングが作れず・・・

なので、アドカレに参加したこの機会に書こうかなと思います。

▲感情を発散しているオタクの図 (爆破撮影会場/かわしぃさん)

好きなワールド・イベントは本っ当にたくさんあるのですが、全部は書ききれないので、今回は個人的に印象深いイベントとワールドをひとつずつ書こうかなと思います。
他はまた書きたいな!

書いてる本人が1番楽しい記事になりそうで不安ですが・・・少しだけお付き合いいただけると幸いです!


【みんなの黒歴史でデュエルだ!】黒歴史オーバーキル

2021年1月にてつじんさんが開催したバラエティイベントです。
当時はあまりなかったギミック✕お客さん参加型で、めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ痺れました。

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このイベントは、事前に募集した黒歴史をカードにして、デュエリストが壇上でカードバトルをするというものです。(この時点でもう好き)

🔽「黒歴史オーバーキル」イベント基本の流れ
①デュエリストが”場に黒歴史を召喚”(黒歴史エピソードをスクリーン投影&プレゼン)
②カードの攻撃力を審査員(来場者)に決めてもらう
③攻撃力分、敵デュエリストのHPを削る
④↑を順番に繰り返し、先に相手のHPを0にしたほうが勝ち

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▲概要欄からルール画像をお借りしました

すきポイント①来場者参加型の評価システムがすごい

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このイベントは来場者が黒歴史カードの攻撃力を決めます。

具体的には
まず来場者がランダムで5人指名され、評価用アイテムに触れられるようになります。
発表された黒歴史の面白さを10点満点で評価し、アイテムで点数を入力して送信します。
その合計が攻撃力となり敵デュエリストのHPを削る仕組みです。

このシステム、いくらでもバラエティが作れます・・・! 発明です

イベントだと来場者は聞いてるだけになりがちですが、自分も指名されて審査員になっちゃうかもしれない!というドキドキを感じながら参加することができて、とても楽しかったです。(私はざんねんながら最後まで当たらなかったです・・・笑)

個人的に、clusterのバラエティ企画の肝って「仕組み」だなと思っています。
仕様などの動かせない要素を組み合わせて、ルールや進行をその潤滑油にして、
clusterらしい体験や「自分も参加してる!」という実感、おもしろさetc…を叶える仕組みを頑張ってつくる・・・みたいな。
いろんなひとが楽しめて迷わない仕組みができたらそのイベントは絶対おもしろくなると思っていて、そういう所で「黒歴史オーバーキル」の仕組みはめちゃくちゃ強くて絶対おもしろいやつじゃんずるい!ってなりました。

すきポイント②BGMのテンションの大切さに気づかされた

すごく衝撃を受けたのが、MC登場時のBGMです。
当時のclusterイベントのBGMはあったかくて親しみやすい雰囲気なものが多い印象でしたが(イベント時代VTtuberさんとのふれあい企画が多かったのが影響してそう?)
このイベントの導入ではゴリゴリハイテンションBGMが爆音で流れました。

その勢いに飲み込まれて、まだイベントがはじまったばかりなのに「たのしい!!!!」って気分になりました。
clusterイベントこういうのやっていいんだ!と衝撃をうけ、BGMだけでこんなに場をブチ上げられるんだな・・・と感動しました。

てつじんさんのイベントみてる。ハイテンションなBGM流れるだけでめちゃくちゃたのしいからほんまBGM大事やな~と思った

当時のメモ書き

イベントのBGMを選ぶ機会がたまにあるのですが、このブチ上りを体験してから曲を選ぶときの意識がすこし変わりました。
楽しいイベントの時は自分が思ってるより一段テンションが高い曲でも大丈夫なんだな〜高いほうが楽しく感じるな〜と・・・。

すきポイント③黒歴史がひたすらおもしろい

ラジオリスナーなのもあってか参加者の笑いの才能に殴られる系企画が大好きなのですが、それをclusterで見れたことがとても嬉しかったです。

このイベントはアーカイブが残っていないので(確か黒歴史への配慮だった気がする?)当日の激ヤバ黒歴史をいまから見ることはできないのですが、どれも強烈で悲しくて面白くて最高でした

(▲ある方の黒歴史で笑いすぎて生命の危機を感じた私)

こういう募集企画って投稿が集まらなかったら企画倒れになるし、マジで大変だと思います…
そんな中でここまでの逸材が揃ったのは本当にスゴイです。

またそれをプレゼンするデュエリストのみなさんも天才で最高でした

めちゃすこイベントでした

イベントづくりに関わるひとりとして、色んな面で影響を受けたイベントでした。

「黒歴史オーバーキル」に限らず、てつじんさんはclusterならではのおもしろイベントをたくさん制作されているので、ぜひ足を運んでみてください!
↓次のイベントは12/29だそうですよ



抗争のキャッスル

moheijiさん制作のワールドです。
ネタワールド(?)の皮をかぶった超大作!
出会ったときから「いつかこのワールドについて文章を書かなければ」と思っていました・・・。

ちくわ?なんだかよくわからない、カオス・・・

まず、ワールドの様子を画像でご紹介します。
特にセリフにご注目ください。

「わたしたちのおしろへようこそ!」
「ちくわはたんぱく質です」
「ちくわ派が増えたのかな」
「わたしたちはソーセージラボのものです」
「ソーセージをちくわに詰める研究をしています」

なんだかよくわからない、ちくわの話しかしてない・・・
というのが初見の感想でした。

こんな感じで、登場人物たちがちくわ率7割の会話をしている様子を歩いて見ていくというワールドです。

もしかしてネタワールド・・・?と思ってから会話のひとつひとつがツボにハマってしまい
中でも「ソーセージをちくわに詰める研究をしています」で腹筋と頭が割れました。意味わかんねえwwwwwwおもしろwwwwwww

※と、このときは思っていました

抗争のキャッスル(タイトル回収)

「ソーセージ派は肩身が狭いの」
「ちくわばんざい!」

歩いていくうちに、このワールドはちくわ派とソーセージ派が対立している王国の様子を描いた作品だということがわかりました。
なぜそんなことで対立しているんだ・・・。

玉座の裏の壁をすり抜けて(!)下を見ると、隠し部屋への通路がありました。
降りてみると・・・。

この世界の歴史がずらっと書かれた資料室?にたどり着きました

ひとつひとつの情報量が多い・・・。
なんだろ、と思いつつ読んでみました。

(少し長いですが)この先語りたい事とも深く関係してくるので
この世界の歴史を【こな編集版】で書きたいと思います
(だいぶ省くので、ぜひ原文を見に行ってみてください!)

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…

この世界の歴史

突如、この世界の食肉の構造に変化が。
食べれる肉がほぼなくなってしまいました。
植物にも構造変化が起こり、食糧難に国王は頭を抱えます。

▲ここ実は大事

突如飛来した物体から『シリコン肉』という食肉状の物体が作れるようになりました。試したらちゃんと食べれた。
しかし栄養価が低く、国民は栄養失調に。

研究者ミイコによって「シリコン肉をねりものにすると栄養価が増大する」と発表され、生産・流通するようになります。
それはソーセージと呼ばれました。

この発見は政治にも影響し、開発者ミイコの支持者によって国王ニックが退位を迫られ、ミイコが国王となりました

ソーセージの流通開始から約20年経ち、国民はソーセージに飽きました。
それを受け、ミイコは新たにカニカマを開発しました。
しかし初期型はおいしくなかった。

改良型を残し、なぜかミイコ失踪
ニックのいとこが国王となりました。

そして、ミイコが残した改良型の設計を元にちくわが誕生。
空前のブームになりました。

(ちくわにも飽きたのか?)ソーセージ派も復権してきます。

そして、ちくわ派とソーセージ派の抗争が勃発しました
その後、「ねりもの宣言」によって両者に和平が成立しました。


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…

ここからがこのパートの本編

この歴史を真正面から受け取って頭に入れた上で、この世界について私なりの解釈を書きたいと思います。
(ここまでが長くて申し訳ないです!!!)

ここから先は完全に妄想です。真相は作者さんのみぞ知る・・・です。


まず「ちくわ派とソーセージ派で争ってる」というカオスな状況の原因は、食料飢饉と政治が原因だということがわかりました。

「ちくわ派が増えたのかな」

ちくわの話題が多いのは、流行の影響でちくわ派が多いからなんですね。
また、

「わたしたちはソーセージラボのものです」
「ソーセージをちくわに詰める研究をしています」

この人達は、ソーセージ派とちくわ派を和解させるための折衷案を開発していたんですね。「ねりもの宣言」締結の場で活躍したりしたのでしょうか。

・・・というかんじで、歴史を知ってから登場人物たちの発言を見ると、別に変なこと喋ってるわけじゃないんですよね。


世界観が作り込まれている!
実はひとつひとつに意味がちゃんとある!
考察めちゃくちゃ捗る!

というのが、このワールドの好きなところです。


しかし、このワールドは解明されていない謎が多い!

特に、全ての始まりとも言える、飛来した物体とは何だったんでしょうか。

真相は謎に包まれている・・・というのも、ロマンがあっていいなと思っていました。しかし

なんと、続編 ?が投稿される・・・!!!!!

これは全日本moheiji学会員の私としては大ニュースでした。

それが『ミライプリンタ

さっそく入室すると、巨大な何かの下にいました

そして、近くにいた人(?)に話しかけるとこう言われました

「あなたは3Dプリンタからうまれたの」

これにより、
巨大な何かは3Dプリンタ

その下にスポーンしたのはそこから生まれた演出
だったんだなとわかりました。

近くの人に話しかけてみます

「あなた、たんぱく質でできてるの?DNAとかもってる?」

どうやら3Dプリンタによって生み出された私はたんぱく質でできているそうです。

・・・・・・・・たんぱく質??????

「ちくわはたんぱく質です」

この世界での私は、ちくわと同じ成分なのか・・・?
あれ、「抗争のキャッスル」ではちくわはシリコン肉からできていたよな?

・ちくわ=たんぱく質、シリコン肉からできてる
・シリコン肉を作り出せる装置=「飛来した物体」
・3Dプリンタから生まれた私=たんぱく質
→飛来した装置は、この3Dプリンタなのでは?

まさか、続編で伏線回収〜〜〜〜?!!!!

出典:考察オタクの叫び

このような「抗争のキャッスル」で謎だった部分のヒントが次々と登場します。めちゃくちゃ楽しい!
このワールドは「抗争のキャッスル エピソード0」の立場なのかなって勝手に思ってます。

ミライプリンタ内。
「あの空のプリンタはお星さまをつくっているのね」
「ヒトは星をつくり、星はいのちをつくる。」

「あのプリンタは星をつくっている」という内容から、プリンタにも種類があり作れるものは分かれているのかもと思いました。
同じたんぱく質を生み出すプリンタでも、食肉と生命を生み出すもので別種類・・・?

『「ヒトは星をつくり〜」から、プリンタはヒトが作ったのかな?』
など気になる所は山程ありますし、考察も山程あるのですが、
そろそろこの記事5000文字超えるっぽくて長すぎるし、体力の限界なので割愛します。

このワールドすごいぞっていう書きたい所は書けたと思う・・・!
実はこれでも話したいことたくさんはしょっているので、またどっかで吐き出せれば・・・。

作り込みがすごかった・・・

ここまで作り込まれた物語、しかも続編があるワールド・・・。
めちゃくちゃすごくて感動しました。
素晴らしい作品をありがとうございました。

moheijiさん、いままで投稿された全ワールドにちくわが登場します
最新のワールドもちくわだらけで笑ってしまったので(好きです)、気になる方はぜひ遊びに行ってみてください。


たくさん語って満足した

軽い気持ちでアドカレに参加しましたが、結局15時間ぐらいかけてひと記事書いたんじゃないかな・・・。
でもいままでずっと書きたかったものが書けて満足しました!

(締め切りが近いのもあって脳みそゆるゆるで書いているので、誤字脱字や意味分かんないこと書いていたら修正するかもしれません・・・🙏)

これだけかいたのに、まだ2つしか取り上げられてないことが恐ろしいです。
まだclusterで出会ったもので感想文書きたいものが山程あります。
それぐらい、ユーザーのみなさんがつくったものに感銘を受け、また日々楽しませていただいています。いつも素敵な作品をありがとうございます。

今後も楽しみながら、clusterとそのユーザーのみなさんにプラスになるようなことができるよう、引き続き頑張っていきたいと思います!

以上です!ここまで読んでくださってありがとうございました!


明日、11日目のアドカレはスワンマンさんです!
一体どんな記事なのでしょうか?たのしみです!



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