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ミネラルウォーターの違いと選び方!美容効果は本当にあるの?

軟水と硬水を分ける指標を「硬度」と言いますが、これは水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を数値化した物です。

※硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)
カルシウムとマグネシウムが多ければ多い程硬度は高くなる
WHO(世界保険機構)の「飲料水水質ガイドライン」では、硬度60未満を軟水、60以上120未満を中程度の硬水、120以上180未満を硬水、180以上を非常な硬水と4種に分類しています。

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ミネラルウォーターはミネラルウォーター類の一種

ミネラルウォーターは、食品衛生法により「水のみを原料とする清涼飲料水」と定義されたミネラルウォーター類の一種です。ミネラルウォーター類は、水の成分と人工的な処理の程度によって4つに分類されます。

(1)ナチュラルウォーターナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理が施されていない水です。ミネラル成分が含有されていない場合もあります。

(2)ナチュラルミネラルウォーターナチュラルミネラルウォーターはナチュラルウォーターのうち、ミネラル成分が溶け込んでいるものです。ナチュラルミネラルウォーターのミネラル成分は、地中の鉱物など自然由来のものに限られます。いわゆる「天然水」に当てはまるのはナチュラルウォーター(ナチュラルミネラルウォーター)だけです。

(3)ミネラルウォーター天然水のミネラル成分を人工的に調整した水、または何種類かのナチュラルミネラルウォーターを混合したものです。沈殿、ろ過のほかにも、オゾン殺菌や紫外線殺菌、水への空気の混入などの調整が行われる場合があります。

(4)ボトルドウォーター蒸留水・河川の表層水など、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外で飲むことができる水の総称です。水道水であっても「東京水」のように飲用として市販された場合は、ボトルドウォーターとして取り扱われます。ミネラルウォーター類の主な原水は7種類ミネラルウォーターとなる水が取れるのは、地下水だけではありません。「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によると、ミネラルウォーター類の源水となる水は7種類示されています。

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(1)浅井戸水浅井戸からポンプなどで引き上げた地下水です。浅井戸とは、大体地下20メートル地点までに存在する、岩盤のような水を通さない、または通しにくい層までの長さに掘られた井戸のことを指します。水を通さない層(第一不透水層)の上は軟らかい地層で大きな圧力がかからないので、不圧地下水または自由地下水とも呼ばれています。

(2)深井戸水深井戸は通常30メートルより深く掘ってある井戸で、浅い不透水層(第一不透水層)と、それより深いところにある不透水層に挟まれた地下水を汲み上げます。上下の不透水層から圧力を受けるため被圧地下水とも呼ばれ、温度や水質が安定しています。

(3)湧水「ゆうすい」

自然に地上に湧き出てきた水のことです。人工的に掘削を行った場合でも、ポンプなどで引き上げることなく自然に湧き出てきた場合は湧水と呼ばれます。

(4)鉱泉水湧水のうち、ミネラル成分や炭酸ガスが溶け込んでおり、かつ水温が25℃未満の水のことです。

(5)温泉水湧水のうち、ミネラル成分や炭酸ガスが溶け込んでおり、かつ水温が25℃以上の水のことです。

(6)伏流水河川の流水が地面の下へ浸透して流れることでできる、極めて浅い地下水のことです。地中で自然にろ過が行われるため、水質が良く安定しているといわれています。

(7)鉱水ポンプなどで取水した地下水のうち、溶け込んでいる鉱物質などによって特徴付けられるものです。

私たち日本人が普段飲んでいる水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水です。

日本人には硬度の低い水の方が合うと言われています。

硬水が採取できるのは、兵庫県西宮市の「宮水」など限られた地点だけになっています。水の味わいを楽しんだり、積極的にミネラル成分を摂取したい方にとっては、ミネラルウォーターがぴったりです。

確かにミネラル分だけを見ると軟水より硬水の方がミネラルが多いです。
なので美容効果を求めて硬水を選んでいる方が多いです。

しかし、硬水のミネラル分は日々の食事のミネラル分と比較すると微々たるものです。
また、硬水は水分として身体に吸収されにくい特徴があり硬水だけを飲んでいると水分不足の状態になります。

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※ミネラルを豊富に含む食品
魚、野菜、豆類、海藻など。

それに比べて軟水はミネラルバランスに優れ身体に吸収しやすいという特徴があるため
疲労回復や美肌にも効果を期待できます。

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