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自分の人生は神ではなく自分でつくる

これまでの記事を読んでいただいた方は分かると思うのですが、この世の全ては神が決めていて、人間は神によって生かされているという内容を書いてきました。今回は、そのことについて、さらに詳しく書きたいと思います。

私たち人間は神がつくった世界で暮らしています。私は、これを分かりやすくイメージすると神がマインクラフト(ゲームの名前)をしているようなものだと思いました。私たちは神がやっているマインクラフトの世界の中で暮らしているのです。だから、ゲームをやっている神が全てを決め、何でも出来るということになります。しかし、普通のゲームと違うところがあります。それは、ゲームの中の人間は誰かのコントローラーの操作で動くのに対し、私たちは自分の意思で動くことが出来ます。つまり、私たち人間はこの世界で、やろうと思えば自分の好きなように何でも出来るということなのです。

人間は、それを神から許された魂です。「人はなぜ生まれてきたのか」の記事に書きましたが、魂が入る器は人間以外にも動物、虫があります。動物や虫は、自分の好きなように何でもできるとは言えないと思います。だから、人間に生まれてきたということは、それができる力のある魂だということなのです。だから、何も不安や心配する必要はありません。自信を持って、自分の心に従い、好きなように生きることが大事なのです。

私がなぜ、こんなことを書いたのかというと、人間がお守りや数珠のブレスレットなどを身につけていることに疑問を感じたからです。そのことを神に話すと、やはり昔は神社でお守りを販売していなかったそうです。神の存在が当たり前のように身近にあった昔の人は、お守りを買うという概念がなかったのだと思います。

確かに、お守りや数珠のブレスレットがあると守られているような気がすると思います。でも、それは心の問題で、実際は何か物がなくても大丈夫なのです。「守護する存在について」の記事に書きましたが、神は一人一人に必ず守護神をつけます。そして、何か物がなくても守護神は守り、導いてくれるのです。しかし、悪いことをすると守護神は守ってくれなくなります。そうなると、お守りや数珠のブレスレットがあるからといって守られるとは限らないということになります。大事なのは、守護神に守られているということを信じる心と、悪いことをせず真っ当に生きることなのです。だから、壺や水晶など物は必要ありません。お金はもってのほかです。

このように神に頼りたくなる気持ちも分かります。でも、頼ってばかりでは自律できないのです。それでは、神という親の元を離れられない子供になってしまいます。確かに、親として愛がある神の元にいることは、守られている気がして、恐れがなく、安心だと思うかもしれません。しかし、実際、この現実で生きているのは神ではなく人間で、行動するのも人間です。そして、自分で辛い試練も乗り越え、魂を成長させなければいけません。そのため、神が出来ることは限られているのです。だから、神社を参拝し、金運上昇、良縁、商売繁盛などの願い事をすれば、神が叶えてくれるということもありません。親である神の元から離れ、自律し、自分の人生は自分でつくる必要があるのです。

人間は、この世に生まれ、みんな誰しも自律することができます。自分の力で、自分の人生を切り開いていけるのです。自律すると、神の愛を感じられず、不安に思う方もいるかもしれません。しかし、そんなことはないのです。たとえ神から離れても、神の愛があることは変わりません。そして、神はいつも守護神として、そばで見守ってくれています。だから、安心して自由に自分の人生を生きることが大事なのです。

その他にも、気をつけなければならないことがあります。それは、占いです。確かに、私もYouTubeの占い動画に助けられてきましたが、占いばかりに頼ってしまうと危険なのです。昔、元夫と結婚する前に、二人の相性などを占ってもらったことがありました。結果は、よくありませんでした。離婚したので、占いは合っていたのです。もし、占いを信じ、結婚していなかったら、離婚することもなかったと思います。でも、結婚と離婚は私にとって気づきと学びを得るために必要で、このことで私の魂は成長することが出来ました。だから、占いを信じず、結婚して良かったのです。このように、占いを信じることで学びと成長を阻害することもあるため、何事も占い半分、自分の心半分でいることが大事だと思います。

ここで、この記事の最初に述べたことに戻るのですが、人間は好きなように何でも出来ます。そして、行動するのは人間だと書きました。つまり、自分の人生は自分の好きなようにつくれるということです。そして、神に頼るのではなく、人生をどのようなものにするのかは自分次第なのです。

人生は神がつくってくれるわけではないので、自分の力を信じ、何でもできると心を強くする必要があると思います。神も、一人一人の魂が強くなることを望んでいます。自分一人で生きていく力、つまり人間力を高めなければいけないのです。これが、本来人間が目指す姿なのではないかと思います。そして、そのために私ができることは、お守りや数珠のような「物」や神に頼ることを勧めるのではなく、人間には自分で自分の人生をつくる力があるということを伝えることだと思いました。この記事を読んで、少しでも多くの人が、自信を持って自分の人生を生きることができたら嬉しいです。


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